病気やケガで困っている人々に、医療を通じて“最善の技術と真心”を提供します
事業の柱
・“思いやり”を医療を通して提供し、患者さんの命を守る「医療事業」
・病気になる前のケアと重症化予防のための「予防医学事業」
新東京病院は、心臓内科、心臓外科を中心に20の診療科と7つの診療センターを擁する地域有数の治療施設です。病床数は396床で手術室9室、心臓カテーテル室を7室備え、新棟の建設も進んでいます。心臓内科では、心臓カテーテル検査約を年間7000例、冠動脈カテーテル治療(PCI)を年間2000例、末梢動脈カテーテル治療を年間500例、心臓不整脈カテーテル治療を年間300例、経皮的大動脈弁置換術(TAVI)年間40例ほど施行しており、この分野で日本を代表する施設としての地位を確立。各部門には若くて優秀な精鋭が揃い、「すべての患者様は救われるべき」という信念に基づき、地域から頼られ、最高水準の医療を提供する病院のあり方を追求しています。
新東京病院の最大の強みは、医師・コメディカル双方の高い実力と、それらがシンクロした高度なチーム力にあります。手術室では各分野のプロフェッショナルが患者様の微妙な容態の変化も見逃さず、迅速かつ有機的に動くことで安全を確保。「患者様の生命を預かる職務の重みを理解し、心を込めて職にあたる」という個々の姿勢が、優れた治療成績に反映されているのです。また、日常臨床の技術の進歩に邁進するのはもちろん、日常データのデータレビューも徹底。臨床データの検証結果を医療界全体で共有する研究活動にも力を入れ、目の前の患者様を救う臨床技術と、世界の患者様を救う研究、この2つのアプローチで、より良い治療を実現しています。
新東京病院は、胃大網動脈バイパス治療や心臓カテーテル治療のパイオニアとして、「心臓病に強い」という評価をいただいてきました。また、知識、技術、さらに志も秀でた第一級の医療人が“チーム医療”で診療にあたり、理想の治療を追求してきました。一方で、医学の10年後、20年後を見据え、次世代を担うプロフェッショナルを育成。若手が治療の第一線に加わり、高度な治療に携わることが治療を進化させる上で最も重要だと考え、例えば若手医師やコメディカルの海外留学や交換研修を、積極的に推進しています。
事業内容 | 急性期病院の運営 |
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設立 | 1991年4月 |
資本金 | 1,000万円(2019年3月末時点) |
従業員数 | 980名(2019年8月末現在) |
売上高 | 法人のためなし |
代表者 | 理事長 中村 孝雄 |
事業所 | 【新東京病院】
千葉県松戸市和名ヶ谷1271 |
沿革 | 1968年 4月 千代田線北松戸駅東口に東京外科内科病院開設
1971年 4月 健康管理部(現保険事業部)設立、成人病検診車導入 1972年 7月 人間ドック開始 1973年 4月 東京クリニック開設(現東葛クリニック) 1980年 1月 東京病院に改称 1980年 2月 東京病院松飛台開設(70床) 1991年 4月 松戸駅東口に新築移転(234床) 1991年10月 法人化により医療法人社団三記東鳳新東京病院と改称 1998年 2月 ハイネス訪問看護ステーション開設 2000年 9月 救急外来改装 2002年 6月 病棟改装(HCU:7床) 2003年 4月 手術室増設(3室から4室) 2003年 7月 新東京クリニック開設 2003年10月 新東京整形外科クリニック開設 2005年 6月 血管造影室増設(2室から3室)、日帰り治療センター開設 2005年 9月 臨床研修病院(基幹型)に指定 2006年 4月 セコム医療システム提携病院 2007年 6月 血管造影室増設(3室から4室) 2008年 4月 法人合併のため、医療法人社団誠馨会に法人名を改称 2009年 7月 一般病棟入院基本料(7:1看護職員配置)の届出 2010年10月 東京病院松飛台を新東京病院松飛台に改称 2012年10月 新病院竣工 2012年12月 和名ヶ谷に新築移転(326床)と共に松戸駅前に新東京クリニック分院を開設 心臓カテーテル室(4室から6室)、手術室(4室から9室)、ICU(20床)、CCU(14床)、HCU(8床)に増床 2013年 6月 新東京病院松飛台の42床を加えて368床に増床 2014年 2月 新東京病院松飛台を廃院し、新東京クリニック松飛台として開院 新東京病院の許可病床を373床に増床 2014年 5月 新東京クリニックを新東京ハートクリニックに名称変更 新東京クリニック分院を新東京クリニックに名称変更 2015年 1月 新東京病院の許可病床を387床に増床 2017年 1月 新東京病院の許可病床を396床に増床 2020年 2月 新棟竣工 2020年 4月 新東京病院の許可病床を430床に増床 内視鏡センター病棟運用開始 HCUをSCUに名称変更 |
企業理念 | 私たちの魅力
新東京病院の理念をご紹介します。 「患者の痛み(ACHES)は自分の痛み」 ACHES(エイクス)とは、 A 学術的に最先端の知識と技術を持つこと(Academic) C より慎重に安全に医療を行うこと(Cautious) H 患者の権利を重んじ思いやりの念を持つこと(Humane) E より効率よくスピーディーに医療を行うこと(Efficient) S 誠実な態度で接し、愛で患者さんを包むこと(Sincere) 以上の頭文字を結んでACHES(エイクス=痛み)とし、職員はこの理念を常に念頭において、医療業務に励んでいます。 患者さんの痛みを自分の痛みと感じて行動することを職員一同の合言葉としています。 これは、私たちの業務の本質および自己に対する“厳しさ”、そして人に対する“優しさ”を表現しています。病院は病気やケガで困っている人のために存在し、事務職であってもその仕事の先には「命」があります。病院に来られた患者さんは、誰しも心と体に「痛み」を持っておられます。 職員には患者さんの背景や事情など、お一人おひとりの「物語」を察知し、想像力(イマジネーション)を膨らませ、寄り添う力が求められます。 その“厳しさ”と“優しさ”を理解した時、病院理念「患者の痛み(ACHES)は自分の痛み」を体現できるのではないでしょうか? 一緒に働く仲間は、あなたが人のためにやりたいと思ったことを全力でサポートしてくれるはずです。そのような職場の風土の中で、単に生活の糧を得るだけでなく、人間として成長できる。なりたい自分になれる最高の場が、新東京病院にはあります。 |
私たちが目指す方向 | 新東京病院は開院来50年、心臓病医療を中心に本邦で確実な実績で幅広い信頼を得ております医療機関であります。
24時間365日の高度急性期医療のみならず、日本の多数の大学病院、諸外国の大学病院と密な連携を取って様々な研究もあわせて行っています病院であります。医師は全国より腕に覚えのある腕ききの医師が集まってきており、また国立大学を初めとする大きな大学病院との密な連携も取っております日本を代表する病院の一つであると自負しております。 また、外国の医療機関との密接な関係を持っており、諸外国からの見学医師、研究、修練で来日、留学してくる医師も多数集まってこられる病院でもあります。すなわち、もちろん医療のグローバリゼーションを全身で遂行しております集団ではありますが、 それでかつ諸外国の医療機関のみならず、多くのみなさんとの交流を持って明日の日本を考え、創っていく...というような大きな目標を持っていますような集団でもあります。 日本の医療を通じまして、日本と世界を考えていくような、お仕事が出来れば、そのように考えております次第で御座います。 私どもは世界を代表する、世界に一つしか無いような、すべての患者様に頼っていただけるような病院を目指しております。 |
事業の柱 | ・“思いやり”を医療を通して提供し、患者さんの命を守る「医療事業」
・病気になる前のケアと重症化予防のための「予防医学事業」 この2事業を通じ、新東京病院は以下3つの目標を掲げて業務を行っています。 「地域に頼られる病院」 24時間365日患者さんを受け入れる救急体制と、近隣の病院・クリニックとのスムーズな連携を行います。 「“患者さんの未来”を守る病院」 データから患者さんの今後を予測し、適切な予防を行います。また、予防医療の有効な手段である健診は、一人ひとりの受診者が今後の人生をより健康に過ごせる指導までを実行します。 「“医療の未来”を見据える病院」 人類の生命に寄与する研究活動と次世代医師への教育を通し、目の前の患者さん以外の患者さん、さらには未来の患者さんの健康をも守っていきます。 |
私たちの仕事 | 事務職の主な仕事をご紹介します。
【総務課】病院にとって医療をストップさせることはあり得ません。建物と業務を守り、問題や不具合を起こさないようにするのが総務課の役割です。総務課の存在が見えないのが良好な状態であり、常に先回りして問題が起きないようにします。具体的には、建物や設備の保守・点検、役所への各種届出などを行います。医療を継続させる強い意志が必要です。 【人事課】人事課は、職員の人生に関わり可能性を引き出すのが仕事です。採用活動の際も、応募した人が最初に出会うのも人事課の職員。「この人たちと働きたい」と思ってもらえるのが目標です。ご縁を大切にし、たとえ当院への入職に至らなくても、ご自分の大切な人が病気やケガで困った際に思い出していただけるよう心がけています。 【資材課】どんなに能力の高い医師であっても、どんなに思いがあっても、材料がなければ人の命は救えません。高額な医療機器からマスク1枚まで、医療を行うために欠かせない物資を調達・管理するのが資材課です。台風で配送が止まった、マスクがない、だから手術できない、は許されません。社会の情勢を察知し、先手先手で動くセンスを大切にしています。 【経理課】目には明らかになっていない病院のダイナミックさを、数字で浮き彫りにしていきます。経営判断がスピーディーかつ正確にできるよう、この病院が理念に基づいて運営できているかを数字を通して読み解きます。 【システム課】病院内の社内SE(ヘルプデスク・インフラ管理)を行うとともに、システムベンダーと の調整を行っています。医療現場で働く職員の問い合わせ対応では、相手が何に困っているのかを想像しながら聞き、解決方法をわかりやすく丁寧に説明する相手の立場に立ったコミュニケーションが重要です。その場の対処ではなく、物事の本質見極めることを大切にしています。職員が働きやすい環境を整備し、結果として患者さんの満足を得られることが目標です。 【地域連携室】当院と他の病院やクリニックとの信頼関係を高める「対外的な広報室」「地域のヘルプデスク」ともいえる部署です。地域の中で他の医療機関と信頼関係を構築しながら、患者さんが安心して生活していけるよう見守ります。他の医療機関との相互理解を深め、その中で当院の役 割を果たしています。 【医事課】行った医療に対して、国と患者さんに診療報酬の請求を行います。一番大切なことは、患者さんの立場を汲み取りながら説明し、親身になって対応することです。全体的な診療の流れを理解し、患者さんが受付から病院を出るまで、スムーズにいくよう段取ることも仕事です。患者さんお一人おひとりには背景や事情など「物語」があります。敬意の念を持ち、創造力を膨らませて行動できることが大切になってきます。 【医療支援課】医師事務補助者が所属する部署です。医師事務補助者とは、医師の事務負担を減らすために導入された公的制度で、医師の指示により書類作成やカルテ記入などを代行します。周囲に目を配り、自らの行動で誰が助かるかを考えながら、医師が医療に専念できる環境をつくることが仕事です。 【健診センター・保険事業部・人間ドック室】この3部署は「予防医学」分野の業務になります。受診者の現在の体の状態を分析し、未来・可能性を守るのが予防医学です。明らかになっていないことを探り、見落としがあってはならない。真摯に一つひとつ丁寧に仕事をするしか方法はありません。事務職も医療職と心を合わせ、受診者の未来をサポートしていきます。 |
企業情報 | 患者さんとご家族を第一に考える“思いやり”を医療を通して提供します。
事務職員も含め全職員が「命と向き合っている仕事であること」を自覚し、「病気やケガで困っている人のためのプロ集団」として一丸となり、地域と日本、そして世界の人々の健康に、“最善の技術と真心”で寄与しています。 |
私たちの採用について | 新東京病院は、「人のために役立ちたい」「社会に貢献したい」と、心のどこかで考えている人を歓迎します。
具体的な人物像 ・困っている人がいたら手助けしたくなる ・自分の考えも持っているけれど、他者の意見も受け入れられる ・起きたことに対して「どうしてなのか」と、少し科学の目を持てる ・多様性の中で問題や変化を感じ取りながら、仲間と一緒に成長したい 病院にも、一般の企業と同様、総務・人事・経理といった事務部門があります。但し、企業と大きく異なるのは、事業の根幹が人の命を守る「医療」であることです。事務職であってもそれは同じです。直接患者さんにかかわる医師・看護師・技師たちが十分にその力を発揮できるよう、環境を整える重要な使命があります。 「病気やケガで本当に困っている人を助けるプロ集団」として、地域はもちろんのこと、日本全国だけでなく海外からも患者さんが治療に訪れます。 強い使命感を持って患者さんの治療に当たる世界屈指の医師たちを擁する当院の事務職は、いわゆる“事務的”であってはならず、能力・人間性ともに、“事務”という概念を超えなければ成り立ちません。仕事が命とつながっている……。事務は手段であって、向き合っているのは「命」なのです。それを自覚し研鑽を続けているのが、新東京病院の事務職です。 「人のために役立ちたい」「社会に貢献したい」という思いさえあれば、医療を知らなくても、最初は何もわからなくても構いません。入職された一人ひとりを、全員で大事に育てていきます。 病院の毎日は変化の連続です。「ベストでなくても、今できることをする」「創意工夫して答えを見出す」。そして、患者さんと医療従事者、働く仲間同志、当院と他院などの「心と心をつなぎたい」と思い、自分も人間として成長したいと願う、優しく温かい志ある人材を求めています。 |