伊藤忠建材株式会社

広く国内外に拡がるネットワークを駆使しながら、仕入れ先と販売先をつなぐ川中の商社としての役割を果たしていくこと。建材流通業界のリーディングカンパニーとして、社会の変化に対応しお客さまのニーズを先取りする形で、これまでにない機能や価値を生み育て新たなビジネスを創造すること。長年培ってきた信頼にこの先もずっと応え続けていくこと。これらを当社の目指すべき姿としています。「つなぐ、つくる、こたえる」この3つの指針に基づき、日々の業務や事業戦略に活かすことで企業価値を高め、国内経済の中でも常にチャンスを捉えながら、成長を続けていくことを目標としています。

日本国内での住宅着工戸数は少子高齢化などの社会的影響も受け、縮小傾向に向っています。単に住宅建材商社として、新規建設だけに頼ったビジネスモデルを続けていくのであれば、将来の成長は見込めないかもしれません。当社では、このような社会の変化を的確に捉え、新たなビジネスチャンスとして大型施設設などの非住宅ビジネスへのシフトや国産木材の積極的な活用など、市場の傾向や時代のニーズに対応する事業戦略を推進しています。災害に強い構造、快適さの追求、省エネ対応など住宅の質は確実に向上しています。商業施設などの木造化や木質化もトレンドになっており、さまざまなニーズを捉えた事業を展開しています。

150年もの歴史を持ち、世界100カ所に拠点を展開する国内大手の総合商社「伊藤忠商事」という強力なバックボーンを持っていることが、当社の強みです。グループ企業各社との緊密な連携とグローバルネットワークを武器に、最新の情報をどこよりも早く正確に入手・分析し、事業戦略に活かすことができます。建材業界において、常に時代の先を見据えた新たな価値の創造しながら、ビジネスとして成長させてきました。世界を舞台に活躍する多くの信頼できる仲間や協力企業を結ぶグローバルネットワークと蓄積された経験やノウハウ、新たな領域にチャレンジし続ける企業風土が、今後も当社の成長を牽引しています。