業種 |
金属製品
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本社 |
埼玉
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1946年に設立された当社は、トラック部品と建設機械部品を柱に、多種多様な金属製品のプレス加工や溶接、機械加工、塗装などを手掛けるメーカーです。大手自動車メーカーや大手建設機械メーカーと長年にわたる取引を実現しています。金型の設計・製作も行い、設計・開発、試作から製品の製作、量産まで一貫して対応できる体制を構築。タイに現地法人を設立して製造拠点を設けるなど、グローバル展開も行っています。
当社はトラック部品や建設機械部品などの金属製品を手掛けるものづくり企業です。HIROOKAブランドの製品と意識したことはなくても、実は皆さんは何気なく、当社の製品を見たことがあるかもしれません。たとえば、街を走っているトラックに使われるバンパーなどの部品。建設現場で活躍するミニショベルカーの掘る部分のバゲットや、倉庫などで使われるフォークリフトのヘッドガード。あるいは見える部分ではありませんが、電車のブレーキにも当社の製造した部品が使われていることがあります。当社は金属製品のプレス加工や溶接などを通して、ものづくりの一端を担っています。
製品の設計・開発、試作から生産ラインでの製作、量産対応まで一貫して対応できる総合力が当社の強みです。設計段階では3次元CADによるシミュレーションによって、加工時の不具合や機能性を事前に検証し、試作品の製作をスムーズに進めています。金型の製作では、設計図のデジタルデータの一元管理により、従来よりも高精度な加工を実現するとともに、製作期間を短縮しました。金型を固定する治具の設計においても、3Dソリッドモデルによる検証を行い、生産の効率化につなげています。また、量産段階で多種多様な製品に対応するため、生産ラインには溶接ロボットを含め、様々な生産設備を備えています。
お客様の短納期・低コストのニーズにできる限りお応えするため、生産工程での作業の効率化を進めています。複雑な形状の製品は複数の工程を経て完成させるため、工程間の連携によって生産効率の向上に努めています。溶接ロボットの導入にあたっては、3次元CADデータを使ったロボットシミュレーションよる生産検証を行いました。塗装工程では、洗浄・亜鉛皮膜処理からカチオン電着塗装、焼付け乾燥までを行う電着塗装ラインを導入し、複雑な形状の製品も均一な膜厚で塗装するとともに、塗料のロスを抑えています。検査には可搬式3次元測定器を導入して精密な測定を行うなど、高精度な検査を実施する体制も整えました。
事業内容 | ■自動車部品・建設機械部品・電気機械用部品・鉄道車両ブレーキ部品・健康器具部品のプレス加工・板金加工・溶接・機械加工・塗装・組立
■プレス金型の設計・製作・販売 |
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設立 | 1946年3月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 153名(2022年4月現在) |
売上高 | 32億1600万円(2021年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 廣岡 要一 |
事業所 | 本社・埼玉久喜工場/埼玉県久喜市河原井町5番地 久喜菖蒲工業団地内
群馬太田工場/群馬県太田市東金井町1240 |
関連会社 | 株式会社後藤鉄工/群馬県伊勢崎市日乃出町597-6
HIROOKA(THAILAND)CO., LTD./88/8 Moo 8 Suwintawong Rd.,T.Wangtakeian, A.Muang,Chachoengsao 24000 |
主要取引先 | いすゞ自動車株式会社、UDトラックス株式会社、株式会社小松製作所 |
沿革 | 1946年:
資本金10万円にて有限会社広岡鉄工所を設立 工作機械組立・修理を開始 1952年: 自動車用フェンダー等のプレス加工開始 1963年: 資本金250万円に増資し、株式会社広岡鉄工所に改組 1975年: 本社・工場を現在地の久喜菖蒲工業団地に移転 株式会社広岡鉄工に商号変更 1983年: 清久工業団地に埼玉久喜第二工場を建設、操業開始 2010年: 群馬太田工場操業開始 2010年: タイにHIROOKA(THAILAND)CO., LTD.を設立 2011年: HIROOKA(THAILAND)CO., LTD.の工場操業開始 2015年: HIROOKA(THAILAND)CO., LTD.に第二工場を増築 2017年: 埼玉県知事「彩の国工場」指定 2022年: 株式会社後藤鉄工をグループ会社化 |
企業ホームページ | https://www.hirooka-t.co.jp/ |