「EAファーマ株式会社」は、エーザイグループが60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年4月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。消化器疾患領域の未だ満たされない医療ニーズに 幅広い医薬品・ソリューションを提供して患者様貢献を果たして参ります。
スペシャリティファーマとは得意分野において国際的に評価される研究開発力を有する新薬開発型企業のことです。消化器疾患領域は、高齢化による罹患率の増加のみならず、生活様式の変化や社会的ストレスの増加などを背景に、より若い世代を中心にクローン病や潰瘍性大腸炎といった難治性の自己免疫疾患が急増するなど、未だ満たされない医療ニーズの高い領域です。エーザイ(株)の消化器疾患領域における60年以上の創薬・情報提供活動に基づく豊富な知識、経験、ネットワークと味の素(株)のアミノ酸技術をベースとした消化器疾患領域でのノウハウ・製品群を結集し、国内最大の消化器スペシャリティ ファーマを目指し患者様に貢献します。
当社はもともと消化器疾患領域に強い二社の統合により上部・下部消化管および肝臓、膵臓を網羅的・重層的に幅広くカバーする製品群で患者様に貢献することが可能にとなりました。事業の中心に据えている消化器疾患とは、口からはじまり食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門に至るまで、それに肝臓・胆のう・膵臓などを加えた部位におこる病気であり、これらの病気を抱えた患者様が充実感や満足感をもって日常生活が送れるよう日々取り組んでいます。また、会社設立以降継続的に新薬を上市出来ており、豊富な製品群のもとで国内はもとより、アジア圏を中心に海外展開も積極的に進めています。
合成・薬理・安全性・代謝・製剤・分析などの研究の全機能・技術を一箇所に集約した複合型の研究所を持ち質の高い研究を推進しています。研究所では、研究員が自ら考えて研究できる環境づくりを進めながら患者様の治療ニーズに応える新薬開発に取り組んでいます。こうして生み出された新薬は、優れた技術力を有する工場で高い品質保証体制のもと製造されています。工場で製造された高品質な医薬品は、日々医療現場へ安定供給され、MRの医療関係者様への情報提供とともに患者様の治療に役立てられています。また、研究所・工場ともに環境に配慮し、地域・社会との共生を目指しております。
事業内容 | 医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入 |
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設立 | 発足日:2016年4月1日
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代表者 | 代表取締役社長 籔根 英典 |
資本金 | 9,145百万円 |
従業員数 | 約950名 |
売上高 | 約565億円(2022年3月期) |
事業所 | <本社> 東京
<支店> 全国4支店 (仙台、東京、大阪、福岡) <営業所> 全国29営業所 (全国の主要都市) <研究所> 創薬研究所 (神奈川県) <工場> 福島事業所 (福島県) |