業種 |
建築設計
建設コンサルタント
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本社 |
愛知
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#左官 #職人 #伝統技術 #歴史に残る仕事 #学部学科不問 #社員寮あり
数ある左官工事の中でも、当社は文化財建造物の保存修復工事から社寺仏閣の新築・改修工事に多く携わっており、文化財修復を行う左官会社ではトップクラスの規模です。ユネスコの無形文化遺産に登録された、日本伝統の左官技術。この技術に敬意を払い、正しい工法で次の何百年へと継承する。今日も全国の文化財現場で職人たちが活躍中です!
全国にある重要文化財の修復をはじめ、社寺仏閣の新築施工や明治建築の左官修復工事などを行います。高い技術力を持った左官職人を多数かかえ、文化財修復を行う左官会社ではトップクラスの規模である職人20名が社員として在籍しています。1000年以上の歴史を刻んできた日本の左官技術だから、この先の1000年を見据えて、歴史に残る仕事をしていきたい。当時の職人たちの見事な仕事ぶりを感じながら、その技術に敬意を払い、正しい工法で次の数百年へと継承すること。それこそが、社寺・文化財に携わらせていただいている私たちの使命だと考えています。
若い職人も多いですが、定年を過ぎても全国各地で大活躍中の職人も多く在籍しています。左官の仕事は朝が早く、現場仕事は体力が必要となりますが、当社では女性の職人も活躍中です。全員未経験からスタートしているので、心配はいりません!最高の勉強は、なんといっても実際に現場に携わること。若手のうちから先輩のサポートのもと色々な仕事を任せてもらえるので、実作業を通して、現場で腕を磨ける環境があります。また左官技術にはさまざまな技法があり、どれも一朝一夕で身につくものではありませんが、ひとつの道を突き詰めることに喜びを見出せる気質の人が、左官職人に向いているかもしれません。
国土交通省の「建設工業施工統計調査報告」によると全国の左官職人は約3万人となっていますが、日本が高度経済成長期を迎えていた昭和50(1975)年では約30万人でした。およそ半世紀で10分の1にまで減ったことになります。そのうち、65歳以上の職人が半分を占めており、この世代が引退したら職人はほとんどいなくなるのではないかと懸念されています。中でも高度な技術力と豊富な知識が必要とされる文化財修復に携わる左官職人は、ほんの一握りと言っても過言ではありません。日本の左官技術という伝統が途絶えかねない事態なのです。力強く美しい壁の表面に隠された、先人たちの技術の結晶を後世へ遺すためにも、早急に保護を図る必要があります。
事業内容 | 左官工事・タイル工事
日本の伝統技術『左官』を卓越した職人の技で支える会社です。我が国にとって重要な建築遺産の修復を請け負うことは、私たちの技術力の確かさを示す証です。 <<携わる建造物>> 文化財建造物、城郭、寺院、神社、住宅、古民家、店舗、工場、事務所、特殊建築など <<施工実績>> ・犬山城(愛知県犬山市) ・名古屋城本丸御殿(愛知県名古屋市) ・旧函館区公会堂(北海道函館市) ・東京駅駅舎(東京都) ・井上家住宅(岡山県倉敷市) ・門司港駅舎(福岡県北九州市)など |
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設立 | 昭和49年12月23日 今年で50年目を迎えます |
資本金 | 1200万円 |
従業員数 | 22名 |
売上高 | 3億297万円(2023年12月実績) |
代表者 | 代表取締役 高木 明 |
事業所 | 本社/愛知県江南市力長町大当寺128番地
土場/愛知県江南市天王町駒野1‐1 |
所属団体 | 一社)全国文化財壁技術保存会
一社)日本伝統建築技術保存会 公社)全国国宝重要文化財所有者連盟 愛知県左官業協同組合 |
資格取得者数 | 【一社)全国文化財壁技術保存会 認定資格】
・左官(日本壁)名誉上級技能認定者 4名 ・左官(日本壁)上級技能認定者 2名 ・左官(日本壁)中級技能認定者 2名 ・左官(日本壁)初級技能研修修了生 3名 【一社)日本左官業組合連合会 認定国家資格】 ・左官技能士1級 4名 |
グループ会社 | 株式会社アイチケン(総合建築設計・施工、不動産)
株式会社いちい(社寺仏閣用材・各種製材の会社) 中商株式会社(木製建具の製作・取付工事会社) |
企業HP | http://www.centerland.co.jp/nakashima.html
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採用インスタグラム | https://www.instagram.com/centerland_recruit/ |
新卒入社の先輩社員の声:営業職入社2年目 | 【この会社を選んだ理由は?】
歴史学科出身のため歴史に触れられる職に就きたいと思い、文化財という後世に残るものに携われる部分に惹かれて、この会社を選びました。 最初こそ分からないことだらけでしたが、仕事をこなしていくうちに面白さが見え、気付いたら一年が経っていました。沼にハマったようです。歴史好きな人にとって、当社は必見かもしれません。共に働く人は職人が多く、皆個性豊かで興味深い話をたくさん教えてくれるため、知見が広がります。知らないことが多いからこそ1から勉強しているような感覚で仕事ができ、毎日充実しています。 【就活中の学生に向けてのメッセージ】 やはり自分の興味のある分野、やりたいことを仕事にするのが1番大切だと思います。どれだけ条件が良くても、好きでなければ続くものも続きません。また、できるか分からない、自信がないなど不安はあると思いますが、入社してから学んで成長すれば良いので、やりたいことに挑戦してみてください。 |
新卒入社の先輩社員の声:左官職人入社16年目 | 【現在、どのような業務を行っている?】
現場の職長をしています。現場監督と打ち合わせを行い、仕事内容を把握し、円滑に現場が進むよう職人さんたちに指示出しをしています。もちろん材料を練ったり、壁を塗ったりもします。当社には若いベトナム人の技能実習生が4名いるため、彼らに指導も行っています。みんなとても真面目なため、日に日に上達していく姿を見ると大変嬉しく思います。一緒にやっていて面白いです! 【一番嬉しかったことは?】 名古屋城本丸御殿の復元工事を全3期に渡り携わりました。1期目の工事は入社3年目の時でした。下っ端で入り、材料練り・材料運搬・洗い作業など、地味な作業をひたすらやり、合間に壁を塗ったりしていました。付いていくのに必死でしたが、他業者の宮大工さんや屋根屋さんなど、多くの伝統建築技術の職人さんたちが協力する中で、立派な建物が復元していく過程を最前線で見られたのは、やはりやっていてとても嬉しく思いました。その後の2期・3期は職長として最後まで携われたので、私としては色々なものを背負い、張ってやり遂げることができたので、大変誇りに思えた現場でした。 |
新卒入社の先輩社員の声:左官職人入社3年目 | 【やりがいを感じる時は?】
今まで携わった現場は、補修の仕事が多く、中でも文化財の補修工事が一番多いです。文化財の補修は、近代的な材料等で補修するのではなく、創建当時の材料・技法・工法を倣って復元するため、色々な知識や技術・技能を必要とします。日々勉強ですが、歴史を継ぐことに喜びややりがいを感じます。また、日本各地への出張があるため、様々な時代や風合いの建造物に関われることもやりがいであり魅力の一つです。 |