これが私の仕事 |
金型の保全(修理)や溶接治具の製作を、「自分のやり方」で手がけています! ここで言う金型とは、金属部品を製造するためのプレス金型です。
ものすごく簡単に説明しますと、特定の形状の金属部品を作るために、
プレス機に取り付けて高い圧力をかけて、鋼板をプレスします。
自動車部品には耐久性が求められますから、
非常に硬いハイテン鋼という鋼板をプレスすることが多いです。
さらに板厚も一般的には6ミリまでですが、
当社の場合は8ミリの厚さの鋼板のプレスも手がけます。
ゆえに金型が欠けたり割れたりすることも多く、
だいたい毎日3~4型、多い日は5型が
工場の各部から、ここ保全課に修理に持ち込まれるというワケです。
さらに工場2Fには、プレスした部品を溶接加工する
組立工程があり、ここで使う位置決めの治具も保全課で製作しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
マニュアルなんてない、正解は一つではない。変化に富むからオモシロい! この仕事のヤリガイは、全てを自分で考えてチャレンジできることです。
そもそも、金型の構造は複雑ですから、
どの部分に、どんな不具合の症状が出ているのか?を調べた上で、
では、どのように直せばよいか?から
自分で考えて進めなくてはなりません。
誤解を恐れずに言えば、自由にやれる!
失敗を恐れず、自分のやり方を追求できる!
そんな仕事であり、職場であることが魅力です。
また溶接治具は、基本的に新しい製品が立ち上がる都度、
製作しますが、これまでにいちばん多かった年には
1年間で31品番を立ち上げました。
金型の保全と並行しながら、月3~4個のペースで製作するのは
ハードでしたが、やはりモノづくりの全てを
任せてもらえるヤリガイがあります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
公正な実力主義。自由にやらせてくれる、任せてくれる風土が魅力です! 私は中途入社、実は以前も同じような仕事をしていました。
入社の決め手と言うか経緯は、現在の上長であり、
技術的にも人間的にも尊敬する技術部長に声をかけてもらい、
誘ってもらったことです。
何より、中途入社のハンディなどなく、
実力主義で自由にやらせてくれる、任せてくれる
風土に魅力を感じました。
さらに今後は後進を、つまり新人の皆さんを育てていくという
意義ある仕事に取り組むこともできます。
保全は奥の深いプロの世界、未経験からのスタートなら、
一人前と言えるようになるまで、最短でも10年はかかるでしょう。
まずはモノづくりに興味があり、自分で考えて進める仕事に
チャレンジしたい方。そして人の話を素直に聞ける方なら、
一から育てますよ! |
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これまでのキャリア |
実家が鉄工所、小学生の頃からモノづくり大好き。
新卒で工場設備の会社に就職し、ほぼ保全一筋で歩む。
豊田プレス工業に入社して、ちょうど10年。
家に帰れば3児の父である。 |