サムコ株式会社

東証プライム上場

株式公開

業種	機械総合電機（電気・電子機器）／精密機器
本社	京都

インターンシップ＆キャリアの評価（-件）

総合評価
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評価が高い項目
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基盤技術研究所
N.M.

【出身】京都大学理学研究科卒
【年収】非公開

これが私の仕事	より精密に、より良い薄膜を作製する新規成膜装置の研究開発これまでの成膜装置では、数百nm、数千nmといった厚みの膜を成膜することが多いですが、デバイスの高度化に伴い、数nmの膜を均一に成膜することを求められることが増えてきました。それに伴い、良好な膜質を持ちつつ、より精密に膜厚を制御できる装置の開発を行っています。仕事の幅は広く、商談段階におけるデモンストレーションから納品後のサポートまで関わっています。電磁気学、化学、各種機器の特性など求められる知識は多く、苦労もありますが、自分の考えた製品・プロセスが形となっていく喜びがあります。また、近年技術革新のスピードが速くなっており、現在売れている装置が10年後、20年後同じように売れるとは限りません。将来会社を支える柱となる事業を今育てているというやりがいがあります。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	苦労して作り上げた初号機で狙い通りの成膜を実現入社2年目から新規成膜装置のプロジェクトに参加し、試作機の作製、プロセス開発等を経て5年目に初号機が販売されることとなりました。ベースとなる試作機はあるものの、お客様の要望等により大幅な変更が必要だったため、自分達が作成した素案を基に、営業、設計、製造等様々な部門の方と何度も打ち合わせを重ねました。それでも実際に装置が出来上がると、昇温が設計通りにできない、アラームが発生する等想定外のトラブルが発生し、自分の認識不足や情報共有の至らなさを痛感しました。設計部門と協力して一つずつトラブルに対処し、最終的には期限内に装置を完成させることができました。納品後は狙い通りの成膜結果が得られ、お客様から「初号機とは思えない程の出来栄えだ」と褒めていただいたことでそれまでの苦労が報われた思いでした。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	次世代の化合物半導体の加工に強みを持つ企業就職活動当時は、世界シェアの高い業界、企業に注目して就職活動を行っていました。その中で、独自のノウハウや信頼によって日本の企業が高いシェアを維持している、半導体製造装置業界に注目するようになりました。半導体製造装置といえばSiの加工装置が主流でしたが、当時からSiの物理的限界が近づいているとされ、次世代材料として、物性的にSiよりも優れているSiCやGaN等の化合物半導体に注目が集まっていました。サムコは創業時から化合物半導体に注力しており、多くの販売実績とノウハウがあることから注目しました。実際に会社見学を行う中で、社長に直接質問する機会が得られ、経営層と現場の距離が近い会社だと感じました。自分のやりたいこと、考えていることを経営層に伝えやすい会社だと考え、この会社を選びました。

これまでのキャリア	基盤技術研究所→プロセス開発2部（今年で9年目）

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	ひとつのプロジェクトを長期間かけて進める仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しいモノを生み出す力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動は自分の知っている製品、知っている企業だけに注目してしまいがちですが、一つの製品にも部品や材料を提供する企業、アイデアを提供する企業、販売をサポートする企業等様々な企業が関わっています。
そうしたつながりのある企業について調べることは自分の視野を広げると共に、何をやりたいか、逆に何をやりたくないか自分の価値観を認識するのにも役立ちます。
先入観にとらわれず、様々な企業を見て、自分がやりたいと思える仕事を見つけてください。