菓子店向けのオリジナルパッケージの企画・制作という、専門性の高い事業を展開。季節ごとに展開される一般製品ラインナップに加え、店舗ごとのオリジナル製品を開発するきめ細かな提案で、全国3万件の菓子店のうち1/6と取引。その事業規模は業界トップクラスにあります。
「お菓子」とは、特別な存在です。食品としての価値だけでなく、そのパッケージや包装まで含めた全てがイメージや感情を伝える媒体となり、人の心を動かします。私たち柳井紙工は、そうしたパッケージの企画・デザイン・製造を手掛ける専門メーカー。 全国の菓子・ケーキ店に向けて、カタログによる通信販売や全国7カ所の拠点を活用したダイレクト提案販売で、バラエティに富んだ包装資材を提供しています。全国に3万件以上存在すると言われる菓子・ケーキ店のうち、当社とお取り引きを頂いている店舗はおよそ5000店。あまり一般的に知られるマーケットではありませんが、当社の実績は国内でもトップクラスに位置しています。
当社の製品はカタログに記載される定番の既製品ばかりではなく、売上げの半分はお客様の店舗ごとのオリジナルデザイン商品。営業スタッフが先方のオーナーさんやパティシエさんと直接対話させて頂き、その想いや店舗のイメージ・雰囲気を具現化したパッケージを、ゼロから創り上げていきます。提案は時にはパッケージにとどまらず、ブランドのロゴや店舗デザインにまで展開することさえあります。こうした業態は業界ではほぼオンリーワン。たとえ名前のないお菓子でも「ブランディング」によって、大ヒット商品に生まれ変わる可能性を持っています。柳井紙工に求められるのは「お客様のお困りごとを解決し、新たな価値を創造する」提案なのです。
菓子の包装資材という専門的な分野で、お客様と直接接しながらきめ細かな提案を行なっていく。当社はこの独自のスタイルで唯一無二のポジションを確立しています。しかし物価上昇や人口減少など様々な要因を考えれば、今後は「今まで通り」ではなく常に新たな領域への挑戦していくことが重要となります。パッケージ・包装、また店舗づくりに関してこれまで蓄積してきた膨大なノウハウを武器に、例えば菓子だけではなく食品全般、またそれ以外の領域へ、今後の私たちは新たな展開を切り開いていきます。安定した老舗でありながら、創業3年目のベンチャー企業の気風を持ち続ける。この「進取の気象」が、未来を創るキーワードです!
事業内容 | 【1】菓子パッケージの企画・デザイン・販売促進
【2】印刷紙器および一般印刷物の製造販売 【3】包装紙および付属品の製造販売 【4】製菓製パン関係の販売 ■当社の製品は、街のお菓子店で売られている各種ケーキやフルーツ・ゼリー・チョコレートなどの様々なパッケージです。製品のうち半分はスタンダードなデザインの製品を扱う代理店販売。残る半分は、店舗ごとのオリジナルデザインを基本とする直接販売の製品です。 ■当社ではトータルパッケージの企画・デザイン・販売促進、一般印刷物・各種印刷紙器の製造など、製品づくりにかかわるプロセスを自社工場内で一貫して手がけています。特殊な紙器の折り方や組み方、またその製造技術まで「蓄積された独自のノウハウ」が営業展開上の大きな強みとなっています。 |
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設立 | 1957年2月
※個人創業は大正9年1月。2020年に創業100周年を迎えました! |
資本金 | 4500万円 |
従業員数 | 143名 |
売上高 | 43億円(2023年7月期) |
代表者 | 代表取締役 蔵本栄治 |
事業所 | ■山口本社・工場/山口県熊毛郡平生町
■営業所/札幌、仙台、東京、名古屋、神戸、広島、福岡 ※神戸と東京の拠点は自社ビルです! ■物流センター/川口市芝、松山市和泉北 |
社長の語る「会社の魅力」 | 当社が位置する平生町は、瀬戸内の気候に恵まれた本当に穏やかな町です。そうした土地柄の影響もあってか、当社の雰囲気もとても家庭的で温かなもの。本社だけではなく全ての拠点で、社員誰もがお互いを尊重しあい支え合う、独特の企業文化が根付いていると思います。「社会に出る」ということで不安を感じる就活生の皆さんも多いと思いますが、当社ではきっと、肩肘を張る必要はないと思いますよ。 |
沿革 | 大正9年 柳井市において個人創業
昭和32年 法人改組 昭和39年 熊毛郡平生町に本社工場を設立 昭和40年~昭和58年 全国8か所に営業所を設立 平成元年~平成14年 生産ラインを見直し安全・安心・清潔な製造環境を構築 平成23年 新工場(原紙倉庫・製版室)建設 平成27年 オフセット印刷機1台追加導入 平成28年 マスターブランカー導入 平成30年 ストレートグルワー導入 令和元年 土地3100平方を購入 |