東北地方の中枢都市である仙台市を有する一方、東は太平洋、西は蔵王・船形・栗駒などの山々に囲まれるなど、都市と自然が調和した宮城県。
そこで生活する約228万人の「当たり前」の日常が当たり前であり続けるよう、日夜業務に取り組んでいます。
宮城県の治安と県民の安全な暮らしを守るため、宮城県警察では、時代に即した柔軟な発想力と、正義を守り悪を絶対に許さないという熱い信念を持った人材を求めています。「人々が安心して暮らせる街づくり」に様々な面からアプローチする警察の仕事は、人々の笑顔に出会えるやりがいに満ち溢れた仕事です。
警察官として採用されると名取市にある宮城県警察学校に入校し、6~10か月間の基礎的教養訓練を受けます。同期生とともに学校内の寮に入り、一般教養のほか、憲法や刑法などの「法学」、捜査や交通などの実務知識を修得する「警察実務」、柔道や剣道、拳銃、逮捕術などを体得する「術科」など、様々な授業・訓練を受け、警察官としての心構えや必要な知識・技能を修得します。卒業後の勤務地については、宮城県内の警察署の「交番」に配属となり、事件事故発生時の初動捜査、パトロールや巡回連絡、困りごと相談の受理や対応など、地域の人々との信頼関係を築きながら、各種業務に従事します。
警察学校卒業後の「交番」勤務では、地域のパトロールや地理案内、拾得物の受理、事件・事故の初動捜査など、地域に密着した仕事を行い、住民の方々の安全・安心な暮らしを守ります。「交番」は警察活動の原点であり、そこで経験や能力を培ったうえで、本人の希望や適性を考慮し各部門に配属されます。部門については、生活安全部、刑事部、交通部、警備部などがあり、専門的な知識を修得するための研修を受けた後、警察本部・県内各警察署、機動捜査隊、交通機動隊などに配属され、犯罪捜査・取締り・犯罪抑止対策などに従事します。個性を活かしてキャリアアップができます。
事業内容 | ■地域部門
地域の安全確保のため、交番や駐在所等を拠点に活動。事件・事故発生時、真っ先に現場に駆けつけて初動捜査を行ったり、パトロールや巡回連絡、住民からの困りごとや相談の受理や対応など、地域の人々と信頼関係を築きながらきめ細かく対応しています。 ■生活安全部門 悪質商法等の生活経済事犯、深刻化する少年事件や急増するストーカー、DV(ドメスティック・バイオレンス)、インターネット等を悪用したサイバー犯罪、廃棄物不法投棄等の環境犯罪といった、県民生活の安全に直接関わる犯罪の予防・取締り・捜査を行っています。 ■刑事部門 殺人・強盗・誘拐・放火等の重要犯罪から空き巣、ひったくり等の窃盗事件、詐欺等の知能犯事件、更には暴力団や来日外国人組織による犯罪、銃器・薬物犯罪などの捜査を行い犯人を検挙している部門です。 ■交通部門 交通違反の指導取締りや事故防止対策をはじめ、暴走族やひき逃げ事件の捜査、交通安全教育、運転免許に関する事務、信号機等の設置を担当しています。 ■警備部門 水害や地震など自然災害時の救助活動、皇族や政府要人の警護、反社会組織によるテロ活動の防止など、県民の安全を守り、社会の治安を維持するためのさまざまな任務を負っています。 |
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従業員数(職員数) | 約4,260名 |
事業所 | 本部/宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 |
設立 | 昭和29年7月 |
資本金 | ― |
売上高 | ― |
代表者 | 宮城県警察本部長 原 幸太郎 |