これが私の仕事 |
化学分析を通じて材料開発を支える仕事 私の仕事は「化学分析を通してお客様の材料開発のサポートや困りごと(製品不良などの)原因究明を行うこと」です。化学分析とは試料中に含まれる元素の種類を特定し、また、その量を求める分析です。材料の性質は含有する元素の種類や量によって大幅に左右されるため、化学分析の結果は材料の物性を制御するうえでの定量的な指標となります。私の職場では無機材料を中心とした化学分析を行っており、お客様の扱う材料は鉄鋼、非鉄金属、電池部材、半導体、セラミックスなど多岐にわたります。そのため、多様な材料に対応しつつ、お客様のご要望・目的に合わせて適切な分析方法を提案し、結果を解釈して報告することが求められます。加えて、お客様ニーズに合わせて新たな分析方法を考案・開発することも行っております。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
専門性=アイデンティティ 自身の専門性を活かつつ他部門の専門家と協業して仕事をできるところが好きです。当社は化学分析部門の他に構造材料の解析や電池の試作、材料の腐食評価を行う部門など材料に直接触れる部署が幅広くあり、様々な分野の専門家が在籍しております。そのため、お互いの知らないことを教え合う場面や、それぞれの専門性を持ち寄りながら議論して一つの問題の解決策を導く場面が多くあります。その際に、自身の専門性を発揮できたときに嬉しさを感じます。特に、入社2年目の時に電池部門の方と協力してリチウムイオン電池(LIB)の新規分析法を開発し、お客様から新たなご依頼をいただき、さらに、社内でも新規性を評価された経験は仕事に対する自信にも繋がりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学で培った専門性を活かせる 大学で専攻した「分析化学」の専門性を活かしつつ、化学分析を通じて材料開発に携わることができると思い、当社を選びました。説明会を通じて当社は鉄鋼の品質を担う化学分析(工程分析)を生業とすることをルーツに持ち、鉄鋼以外にもLIBや燃料電池など最新のトレンドに沿った様々な製品・材料の分析を行っていることを知ったことが入社の決め手です。 |
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これまでのキャリア |
分析ソリューション本部 分析評価・解析センター(2020年~2024年) |