業種 |
化学
公社・官庁/プラント・エンジニアリング/エネルギー/団体・連合会
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本社 |
千葉
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日本分析センターは創立50周年を迎えた環境放射能の分析専門機関です。ALPS処理水放出後の福島県沖のトリチウム濃度分析をはじめ、身の回りの環境試料(大気、土壌、水、食物など)に含まれる放射性核種の分析を実施しています。正確で信頼性の高い情報を提供すべく、技術力を向上し、国民生活の安心・安全に貢献することが当センターの使命です。
例えば国内のどこかで放射線量が上昇した場合、原因を特定するためには平時における放射線量を正確に把握しておくことが重要です。当センターでは、全国から送付されてくる環境試料を分析し、放射線量を測定する業務を行っています。測定データはHP「日本の環境放射能と放射線」に掲載され、国民の安心・安全に貢献しています。
「確かな分析力を礎に国民生活に貢献します」という企業理念のもと、放射能分析に取り組んでいます。2023年からALPS処理水放出後の福島県沖における放射性物質モニタリング業務を環境省から受託し、トリチウムなどの濃度測定を継続して実施。2024年の能登半島地震の際には現地の放射線測定機器の稼働確認を実施。他国で核実験が行われた際には、国内の放射能影響調査を実施するなど、確かな分析により国民生活を支えています。
若手職員が安心して働ける環境づくりに努めています。入社5年目までの職員の平均残業時間は月13.5時間、平均年間有給取得日数は17日(2023年度)。GWや年末年始には有給休暇を組み合わせて長期休暇を取得する職員が多く、ワークライフバランスが取りやすい職場です。また、転居を伴う異動が無いため安定した働き方が可能。資格取得支援制度や社内勉強会もあり、職員一人ひとりのキャリアアップをしっかりと支援しています。
事業内容 | ★環境放射能・放射線の分析・測定調査
★米国原子力艦寄港時の放射能調査 ★モニタリングポスト(屋外に設置された放射線測定機器)の校正・精度管理 ★自治体職員向けの分析・測定手法に関する研修 ★国内すべての分析機関の基準となる「放射能測定マニュアル」の作成 |
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設立 | 1974年5月 |
資本金 | 約14億円 |
従業員数 | 106名(2024年10月現在) |
平均年齢 | 40.7歳(2024年10月現在) |
事業収入 | 約23億円(2023年度実績) |
代表者 | 会長 加藤康宏 |
事業所 | 千葉県千葉市稲毛区山王町295-3(転居を伴う異動なし)
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主な取引先 | 環境省、原子力規制庁、防衛装備庁、日本原子力研究開発機構、水産研究・教育機構、北海道、青森県、宮城県、茨城県、福島県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、鳥取県、岡山県、愛媛県、鹿児島県、東京電力ホールディングス株式会社、日本原燃株式会社
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HP | 日本分析センターHP https://www.jcac.or.jp/
日本の環境放射能と放射線HP https://www.kankyo-hoshano.go.jp/ |