業種 |
繊維
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本社 |
東京、広島
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当社は1910年に設立以来、置網や養殖網など“漁網”のパイオニアとして、網業界をリードしてきました。100年以上の歴史の中での経験を活かし、網製品・関連資材を提供するだけでなく、漁場設定・漁場調査などの支援や定置網経営のサポートなど幅広く事業を展開。漁業の現場で積み重ねた経験とノウハウをベースに、網の研究を重ねて新製品やサービスを開発し、今後もお客様のニーズにお応えできる企業を目指していきます。
1910年に設立以来、一貫して研究開発に注力してきた当社。1925年には、世界に先駆けて「無結節網(むけっせつあみ)」の製造機の発明に成功しました。今では無結節網の優秀性は国内外で広く認められており、漁業用だけでなく、産業資材や農業用としても活用されています。当社の無結節網は、独自の組網機を使って製造されており、さらに長年の経験とノウハウを活かして、お客さまのニーズに合わせた加工を施しています。加工をすることで、幅広い漁業で活用することができるので、今では当社製品の国内シェアは業界トップクラスになっています。これからも当社は、網業界のパイオニアとして日々新製品の開発と市場開拓に取り組んでいきます。
当社は定置網や養殖網などの漁業関連資材の総合メーカーでありながら、網の設計や漁獲効率を高めるために必要な海洋調査、潮流や水深などの漁場調査に至るまで、漁業運営をあらゆる面からサポートしています。近年、水産業界では海外生産・調達の必要性が高まっていることから、独自のネットワークと長年のノウハウを活かして海外事業を展開。例えば、アジア・南米地域では、工場の設立や養殖業の発展に力を入れています。またアジア各国・チリ・ニュージーランド・ノルウェー・スペイン・アメリカ・カナダなど各国に、定置網・旋網などの漁具を提供しており、漁網のリーディングカンパニーとして世界の漁業を支えています。
100年以上の歴史がる当社は、次の時代に向けて、新たな技術・商品開発に挑戦しています。例えば、大学との共同研究により、「NaLA」というシミュレーションシステムを開発。実際には見ることが難しい水中の漁具全体像を把握し、船の性能に適した漁具仕様の検討を可能にしています。その他、陸上事業においては、スポーツネット、建設現場から農業に至るまで、様々なシーンで当社の製品を提供しています。また宇宙事業では、JAXAと共同で、宇宙ゴミを除去するための網の開発に取り組んでいます。これからも当社は「社会に役立つ製品を開発していく事こそ、メーカーの社会的使命」という理念を大切に、多方面で社会に貢献していきます。
事業内容 | 定置網・旋網・養殖網・底曳トロール網・海苔網及び、漁労機器の製造・販売 |
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設立 | 1910年8月 |
資本金 | 13億7882万円 |
従業員数 | 285名(連結:895名) ※2022年4月現在 |
売上高 | 143億9600万円(連結:183億7300万円):第121期(2022年4月決算) |
代表者 | 代表取締役社長 小林 宏明 |
事業所 | 東京本社・東京営業所/東京都港区新橋2丁目20番15-701号 新橋駅前ビル7階
福山本社・福山工業・福山営業所/広島県福山市一文字町14番14号 高岡事業所・高岡営業所/富山県高岡市内免2丁目4番1号 函館工業・函館営業所/北海道北斗市七重浜1丁目3番1号 網走営業所/北海道網走市南2条東2丁目4番5号 札幌営業所/北海道札幌市中央区北三条西7丁目1番地 第一水産ビル3階 紋別事務所/北海道紋別市花園町1丁目1番28号 釧路事務所/北海道釧路市星が浦大通2丁目3番14号 石巻事業所・石巻営業所/宮城県石巻市湊西1丁目6番地1 八戸事務所/青森県八戸市新湊3丁目7番7号 103号 いわき事務所/福島県いわき市小名浜字栄町3番1号 小名浜セーラビル2F-D 九州営業所/佐賀県多久市東多久町別府4248-1 |
関連会社 | 株式会社泰東
日東ネット株式会社 多久製網株式会社 日本ターニング株式会社 CNK株式会社 株式会社温泉津定置 ヤマグチ株式会社 有限会社吉田漁業部 株式会社庄司政吉商店 レデス・ニットー・チリ・リミターダ タイ・ニットウセイモウ・グローバル Co.,Ltd. その他 4社 |
沿革 | 1910年(明治43年)8月:普通綟網製造販売の目的で、西備綟織株式会社を設立。
1914年(大正 3年)5月:普通綟網機械を改良し、改良綟網を発明。 1925年(大正14年)10月:無結節組網機を発明。日本をはじめ世界16カ国において、57件の特許を獲得。 1936年(昭和11年)11月:細糸細目に至る魚網の全規格にわたり、無結節網の製造に成功。 1937年(昭和12年)5月:商号を日本製網株式会社に変更。 1939年(昭和14年)5月:大阪株式取引所に上場。 1944年(昭和19年)7月:福山製機株式会社を合併し、商号を日本造機製網株式会社に変更 1945年(昭和20年)8月:戦災により、福山市所在の工場が焼失。 1946年(昭和21年)1月:富山県高岡市に無結節網製造のため高岡工場を新設。 1946年(昭和21年)2月:福山工場を復旧し、商号を日本製網造機株式会社に変更 1948年(昭和23年)11月:ふしなし漁網株式会社を合併して、商号を日本製網株式会社に変更。 1949年(昭和24年)4月:証券取引所市場第2部、大阪証券取引所に上場。 1963年(昭和38年)4月:名古屋市の東洋組網工業株式会社と合併、商号を日東製網株式会社に変更。 1963年(昭和38年)6月:名古屋証券取引所市場第2部に上場。 1963年(昭和38年)12月:日東製網株式会社造機部を分離独立し、子会社日本ターニング株式会社を設立。 1966年(昭和41年)5月:佐賀県多久市に子会社多久製網株式会社を設立。 1968年(昭和43年)4月:福山市一文字町に福山新工場を建設、従来の福山、名古屋両工場の設備を移設統合。 1973年(昭和48年)8月:東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所の各市場第1部銘柄に指定。 1980年(昭和55年)7月:富山県氷見市に漁網仕立、修理並びに防汚加工のため分工場を建設。 1983年(昭和58年)9月:北海道川上郡標茶町に漁網仕立、修理並びに防汚加工のため道東工場を建設。 1987年(昭和62年)12月:南米チリ国に子会社現地法人レデス・ニットー・チリ・リミターダを設立。 1992年(平成 4年)4月:富山県高岡市に子会社日東企画開発株式会社を設立。 1998年(平成10年)8月:仕立部門及び防汚加工部門を分離独立し、子会社日東ネット株式会社を 富山県氷見市に設立。 2005年(平成17年)4月:マルハグループの泰東製綱株式会社より営業譲渡を受け、底曳・トロール部門、 水産物部門等の海洋資材事業部は、日東製網株式会社で引継ぎ、防虫網、 防獣ネット他産業資材事業部は、株式会社泰東(旧社名日東企画開発株式会社)で引継 ぎ、新体制で事業開始。 2010年(平成22年)10月:丸紅株式会社の連結子会社であるベニートヤマ株式会社から事業の 一部を譲り受け、日東製網株式会社及び多久製網株式会社で引き継ぎ、事業開始。 2012年(平成24年)7月:タイ国に子会社現地法人 タイ・ニットウセイモウ・グローバル Co.,Ltd. を設立。 2015年(平成27年)3月:有限会社吉田漁業部の株式を取得。 2017年(平成29年)3月:CNK株式会社の株式を取得。 2018年(平成30年)3月:株式会社温泉津定置を設立。 2018年(平成30年)11月:ヤマグチ株式会社を設立。次世代育成支援対策推進法に基づき、 「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定) 2019年(平成31年)2月:株式会社庄司政吉商店の株式を取得。 |
認定 | くるみん認定(「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定)/2008年8月18日取得 |
登録証番号 | ISO9001:2015(品質マジメントシステムに関する国際規格)/2008年8月1日取得
※福山工場・函館工場で取得しています。 |