業種 |
金属製品
非鉄金属
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本社 |
埼玉
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1世紀にわたって社会と産業を支えてきた、三井金属鉱業株式会社と住友金属鉱山株式会社。両社の伸銅事業を統合して、2010年7月に三井住友金属鉱山伸銅株式会社が誕生しました。私たちが目指すのは、伸銅品を通して社会に貢献し、環境との調和を図る伸銅事業のリーディングカンパニー。「お客さま第一」をモットーとし、歴史と伝統によって育まれた技術に、次代を担う最先端技術を融合させ、新たなものづくりに挑戦しています。
明治・大正期に創業し、日本の産業を支えてきた三井金属鉱業と住友金属鉱山。両社の折半出資によって設立されたのが、三井住友金属鉱山伸銅株式会社です。当社のロゴマーク(写真)は、伸銅メーカーの主力製品である「条」を三連に組み合わせたデザイン。「創業企業2社とお客さまが三位一体となって、素晴らしい社会を実現する」という理念も象徴しています。また、オレンジ色は当社のコーポレートカラーであり、企業の躍動感と製品・サービスの提供によってもたらされるお客さまの喜びを表しています。私たちはフェアで堅実な企業行動を基本とし、社会から信頼される企業を目指しています。そのために、変化を恐れず挑戦しつづけています。
当社の主力製品は、さまざまな製品の工業材料に用いる銅板条・黄銅板条(写真)です。いずれも電気特性や熱伝導性、機械的特性に優れ、曲げ加工や絞り加工も自在。プレス加工を施すことで複雑な形状の部品も製造できるため、その応用分野は幅広く、コネクタやプラグ、各種電子製品などに使用されています。このほかにも、自動車用コネクター、民生電子機器類に採用されている「めっき条」や、エレクトロニクス製品の回路などに用いられる「圧延銅箔」なども製造。さらに、新素材研究にも積極的に取り組んでおり、亜鉛ベースの防食材料を開発しました。さび止めコストを大幅ダウンできる特性を備え、環境にやさしい素材として注目されています。
日本とアジア各国を事業エリアとする当社は、埼玉県と三重県の計2か所に製造拠点を擁しています。これにより製品の安定供給が可能となり、黄銅条に関しては業界トップクラスの生産量を実現。さまざまな地域のお客さまに、より柔軟な物流対応を行っています。本社併設の上尾工場(写真)では、首都圏に近い利便性を活かして、鋳造から製品化までの一貫生産体制を構築。お客さまのニーズに応じた、高品質な製品を届けています。また、環境への配慮も大切にしており、いち早くリサイクル原料を採用。優れた品質、スピーディーな納期、充実したサービスのシナジー効果で、日本とアジア各地のお客さまから寄せられる多彩な製造依頼に対応しています。
事業内容 | 伸銅品の銅板条・黄銅板条の製造販売
圧延銅箔の製造販売 亜鉛加工品の製造販売 ≪出資構成≫ 三井金属鉱業株式会社50%、住友金属鉱山株式会社50% |
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設立 | 2010年7月(創業1915年) |
資本金 | 42億5,000万円 |
従業員数 | 468名(2021年12月現在) |
売上高 | 476億7,400万円(2021年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 大山 正紀 |
事業所 | 本社・上尾工場/埼玉県上尾市二ツ宮656-1
三重工場/三重県いなべ市員弁町上笠田2426 営業部/東京都千代田区岩本町2-1-15 JMFビル神田01 8F 名古屋支店/愛知県名古屋市中区栄4-1-8 栄サンシティビル16F |
沿革 | 【三井金属鉱業株式会社 圧延加工事業部】
1951年 三井金属鉱業株式会社が特殊合金株式会社(1926年設立)を買収し、「新特殊合金株式会社」を設立。銅・黄銅板条の生産を開始し、その後「王子金属工業株式会社」に改称 1962年 合併により、三井金属鉱業株式会社・伸銅事業部として新発足 1963年 上尾工場完成 【住友金属鉱山伸銅株式会社】 1915年 合名会社阪根商店が伸銅品の製造開始 1945年 住友金属工業株式会社伸銅所から機械設備と要員を受入れ 1966年 住友金属鉱山株式会社、富士伸銅株式会社に資本参加 1990年 富士伸銅・白水伸銅・住友金属鉱山伸銅販売が3社統合し、住友金属鉱山伸銅株式会社を設立 2000年 サンエツ金属株式会社と業務提携 ☆2010年 三井金属鉱業株式会社・圧延加工事業部と住友金属鉱山伸銅株式会社が統合し、三井住友金属鉱山伸銅株式会社が発足 |