これが私の仕事 |
既存の製品にはない、新しい機能を搭載した送風機の開発に挑戦 入社後は東京支店の技術営業としてお客様の作業環境の改善に向けた調査・提案などを行っていましたが、今年4月からは研修の一環として、広島本社で送風機の開発に取り組んでいます。研修のテーマは「これまでにない送風機を開発する」こと。そこで私が着目したのは、送風機が空気を吐き出す時の仕組みでした。実は送風機は、設置する現場によって空気を吐き出す角度が異なり、その角度によって製品の形状が変わってくるんです。もし同じ形状で様々な角度に対応できれば、製造現場の負担低減につながるはず。とはいっても簡単なテーマではありませんから、試行錯誤の連続ですけど。
ただ、今回の研修を通じて、一つの製品ができるまでにどれだけの部署の人が関わっているのかを身をもって知りました。この経験は今後の業務に必ず生きてくると思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
設計した試作機が想定を超える性能を発揮。大きな手ごたえを感じた 送風機の開発は、自分の中の構想を3DCADを使ってモデリングし、それをもとに試作機を製作、性能試験…という流れで進めていて、7月にようやく試作機が完成し、現在は性能試験が終わったところです。
3次元モデルの作成は大学時代に何度も経験しましたが、コストがかかる試作機の製作には手が届きませんでした。それがここでは製造のプロに製図や部品製作を依頼し、出来上がった部品を自分の手で組み立てるという経験ができました。初めて自分の設計したものを手に取った瞬間は本当に感動しましたよ。さらに、その後の性能試験でも想定以上の結果が出て、大きな手ごたえを感じています。
今は、「もっと効率的な形状はないか、工夫の余地はないか」と次の切り口を模索しているところ。研修中に、さらにブラッシュアップしていきたいと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
社会インフラに欠かせない製品を手掛ける会社だったから 大学で工学を学び、大学院では教育学を専攻していたので、当初は教員として義務教育や技術系の職業能力開発に携わることも考えていました。でも就活を進めるうちに、「自分の設計の知識や技術を高めたい」「会社の利益に貢献できる人材になりたい」という思いが強くなり、メーカーに絞って活動するようになったんです。
テラルを選んだ理由はいくつかありますが、一番は社会インフラに欠かせないポンプや送風機を手掛ける企業だったから。やはり働く上で安定性は欲しかったし、それならインフラ系だろうと。大学では流体力学を学んでいたので、そこもテラルの業務内容とマッチしたし、大学の先輩がたくさん活躍していることも安心材料になりましたね。また、将来は地元へUターンする可能性もあるので、グループ企業を含めた拠点の多さも魅力でした。 |
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これまでのキャリア |
技術営業(1年※来年度復帰予定)→研究開発(現職※本社研修中) |