トヨタ自動車東日本株式会社

「一日も早く東北のものづくりを復興させ、地域の皆さまの明るい笑顔を取り戻したい」そのような想いで、東日本大震災の翌年2012年7月、東北を中部・九州に次ぐ、トヨタ国内第３の拠点とするためにトヨタ自動車東日本は誕生しました。東北を基盤に地域と一体になりながら、高い技能と技術力をもってより環境にやさしい、より安全なクルマを目指して、日々ものづくりに取り組んでいます。「東北から世界へ魅力あるコンパクトカーをもっと早くお客様へ」を目指す姿とし、コンパクトカーを中心に、企画～開発～生産まで一貫した体制を強みにもっといいクルマをもっと早くお届けしていきたいと考えております。

私たちは魅力あるクルマを開発するために、「企画～開発～生産」が一体となった「一気通貫」のクルマづくりを推進しています。静岡県裾野市での企画・研究開発では、次世代に向けたテクノロジー開発と変化する環境やライフスタイルを敏感にキャッチし、常に新しいクルマづくりにトライしています。宮城県の本社・宮城大衡工場、岩手県の金ケ崎工場での生産準備では、高品質、低コスト、多品種少量生産、作業者に優しく効率の良い生産ラインを実現し、生産現場では知恵と工夫を活かした改善を進め、安全に高品質なクルマを生産しています。

「つながり」は私たちが手に入れようとしている企業文化です。人と人がつながり、相手の仕事も自分事化して「心を一つ」に行動することができるようになれば、組織はより活性化していくと考えています。もっといいクルマづくりのために、地域・お客様ともつながっていきます