こんにちは人事・総務グループ マネージャーの佐々木です。
みなさん「労働組合」と聞くとどのような印象をお持ちですか?
そして「労働組合を支援する会社」としてのj.unionはどのような印象を持たれるでしょうか?
「労働組合」にはどうも堅苦しいイメージがあるようです。
確かにマスコミに登場するのは、労働者の権利や労働行政を語るなど、政治・行政的な話題と一緒に語られることが多いかも知れません。
そんなイメージからかj.unionも公益法人のような公的な堅いイメージを持たれることがありますが、実際に、当社のサービスを利用したり、社員に会ったりした時に全く違ったカジュアルな雰囲気に、驚かれることも多いようです。
当社は同様のコンサルティング会社の中でも、利益追求を目的とする企業経営者がお相手ではなく、社員の働きがいや幸せを追求する労働組合をお相手にしていることもあり、社会貢献性が強い会社と言えるかも知れません。
しかし、そこであえて社団法人やボランティア団体のような公的組織であることを選ばず、社会性のある事業を「ビジネス」として成立させた営利企業であることに、私たちは誇りを持っています。
なぜなら、ビジネスとして成立し、お客様に相応の対価を支払っていただいているということは、私たちの事業が生み出す付加価値が、お客様や社会にとってしっかり評価されているという証だから。
もう何年も前の事になりますが、当時の社長で創業者である西尾力が、人事の私と求人媒体の取材を受けたとき、事業についての考えを聞かれ、「利益が出ないということは社会的に必要とされていないということ。利益が出ないような会社なら、そんな会社なくなってもいいと思っている」と答えていました。
同席していた私は「いやいやちょっと待ってくださいよ」と言いながら少し誇らしい思いを持ったものです。
私たちはあくまでも営利企業であり、私たちの会社の成長が、この事業の社会的価値を表しているのだという確信と自信をもってビジネスを展開しています。
そしてj.unionが更に成長し、その存在を社会に認知してもらうことが、労働組合自体の社会的価値を向上させるのだと信じています。