みなさん、こんにちは!
私はコミュニケーションデザイングループという部署に所属していますが、
この仕事で一番大切だと思うことを今日はお伝えしたいと思います。
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それは………
「情報編集のカギは“翻訳”である」ということ。
お客さまである労働組合は自分たちのことや活動について知ってもらおうと
さまざまな広報手段やツールを使っています。
当社はもちろん、そうした広報ツールの企画から制作支援をしているわけですが、
「伝える」ということと「伝わる」ということにはギャップが存在するんですね。
みなさんも、そんな経験はありませんか?
伝えたつもりだったのに、伝わっていなかったこと。
夫婦関係においては、そういうことはしょっちゅうです(おっと笑)。
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端的にいうと、
「伝える」は一方向(片道通行)的。
「伝わる」は双方向(相互作用)的。
なので、私たちコミュニケーションデザイングループの仕事は、
お客様の「伝えたい」を「伝わるカタチ」に編集し、届けること。
この仕事がこれまでも、これからもなくならないと断言できるのは、
「伝える」と「伝わる」のギャップは永遠に解消されないからなんです。
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では、どうすれば「伝えたい」ことが「伝わる」のでしょうか。
コミュニケーションの原則論に限らず色々な手法やテクニックがありますが、
私が一番大切にしているのが、
「お客さま(伝え手)がいいたいこと」を「相手(受け手)が認知・理解・共感できるコトバ」に“翻訳”すること。
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男性女性、年齢層、住んでいる地域など属性の違いもあれば、
育ってきた環境、これまでの人生経歴などバックボーンも人はさまざまです。
ただ一つ、労働組合に共通していることは、
「働くひと」であり、「働くひとのつながり」であるということ。
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共通点はあるけれど、それは“答え”ではない。
けれど、そうした共通点をヒントに、届けたい人(ターゲット)を考え抜き、
その人に届くコトバやイメージを生み出すこと。
思いと思いをつなぎあわせるための“翻訳”には、昨今ビジネス界隈でも流行りを見せている「言語化」が大切です。
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相手の気持ちに立って考える。
「伝えたい」ひとの思い。
「受け手」のひとの思いや関心。
とても奥深い仕事だなぁ…と面白さがつきません。
そんな仕事に興味を持った方と一緒に働ける日を楽しみにしています!
(※写真はお客様のビジョンをビジュアル化するためのワークショップのお仕事で行ったホテルの会議室からの風景です。三浦海岸の青い海、天気快晴も相まって思わず息を呑む素敵さだったので、写真にパチリ)