こんにちは 人事・総務グループの佐々木です。
当社でこれからも新たな事業展開、新たな付加価値を生み出していくためには、社員ひとりひとりの成長が鍵だと考えています。
今期、今までよりも一層、社員の学びに力を入れようと「人材育成の強化」を経営方針のひとつに掲げました。
人材育成施策というと、このブログでも取り上げる機会の多かった新入社員研修はもちろんのこと、一般的には若手を対象とすることが多くなるものですが、先輩社員、ベテラン社員となっても、いや、むしろベテランだからこそ、新しい知識・技能を取り入れて、常に時代の変化に合わせて自らをアップデートしていかなければなりません。
ということで、生成AIを活用した顧客価値提供を事業として推進していくことを目指して、役員からマネージャーなど経営層を中心としたベテラン社員が、先日から生成AIの研修に取り組んでいます。
研修では難しい宿題もこなしながら、7月から10月まで2~3週間ごとに半日の研修を行い、生成AIの実践活用スキルや課題発見力を磨いていくそうです。
既に業務でも生成AIはある程度使っているものの、かなりレベルの高い研修内容に戸惑いながらも、ベテランのみなさんが奮闘しています。
「入社前に何を学んでおけばいいですか?」とは学生のみなさんからよく聞かれる質問です。
現在の皆さんの知識・技能レベルは、採用選考時にもちろん評価の一要素とはなりますが、それはあくまでも過去の学び・経験から得られたみなさんの現在地。
もっと大事なのは、いつも好奇心旺盛で、どん欲に学ぼう、成長しようとする意欲・姿勢であり、そこに私たちは未来に期待されるみなさんの姿を見ています。
普遍的な知識・技能ももちろんありますが、社会人になって何年経っても、時代に合わせて常に学びつづけ、アップデートしていかなければ、すぐに陳腐化してしまうものが沢山あります。
ベテランになっても好奇心をもって新しい知識・技能を学び続ける意欲、姿勢がとても大事なんですね。