こんにちは!
j.union(ジェイユニオン)の横田です。
今回は、私たちの仕事の中でも特にやりがいの大きい「調査分析」に関するお話をお届けします。
ちょうど今の時期、企業の経営層は11月~2月頃に来年度の方針検討を始めていきますが、それに合わせて、労働組合では「職場の声」や「現場の変化」をしっかりと把握しようと、各地で調査活動が活発になってきます。現場の情報をまとめて、11月~2月または春闘にて経営に協議や交渉を行っていきます。
私たちj.unionは、そういった取り組みのパートナーとして、調査の設計や分析をサポートしています。
今日は、実際に私が担当している案件をもとに、どんなことをしているかご紹介します。
どんな調査をしているの?
今回ご紹介するのは、ある企業の労働組合さんと取り組んでいる「組織課題の可視化」を目的とした調査です。
【STEP1】設問設計
調査で最も大切なのは、「どういう問いを投げかけるか?」ということ。
私たちはお客様ごとに課題や目的が異なるため、既製品の設問ではなく、フルオーダーで設計します。
その際に活躍するのが私たちの得意分野である「ワークショップ」。
労働組合の方々と意見交換を行いながら、職場の実状や職員の声をもとに、調査設問を一緒につくっていきます。
【STEP2】調査設計・分析方法の構築
設問が決まった後は、どのように調査を進めるか、どの分析方法が適しているかを検討します。
さらに、調査の結果を「どのように組織活動に活かすか?」までを見据えて設計を進めていきます。
ただデータを集めるのではなく、“活用される調査”を目指すのが、私たちのスタンスです。
【STEP3】経営陣へのレポーティング
今回の調査では、労使による協働的な組織改善を推進するため、
現場の声を経営層に直接届けるというゴールがあります。
調査項目は、労働組合メンバーのヒアリングやワークショップなどから見えてきた課題をもとに設計。
調査後は、現場の実状を正確に伝えるレポートを作成し、経営層へプレゼンテーションします。
職場のリアルな声が経営層に届き、そこから「実際に会社が動く」可能性がある。
それがこの仕事の大きなやりがいです。
「現場の声」は、組織を動かす力になる
j.unionがサポートする調査は、いわゆる“アンケート”で終わりません。
調査を通じて、職場の課題に光を当て、対話を生み、変化への第一歩を形にする。
実際、こうした調査をきっかけに、
働き方に関する制度が変わったり、職場コミュニケーションが活性化したりと、
ポジティブな変化につながっている事例が数多くあります。
「目に見えにくい“声”を、行動につなげる」
このプロセスに関われるのが、j.unionの調査分析業務の最大の魅力だと思います。
これから社会に出ていく皆さん。
もし、数字だけでは見えない「人の声」や「組織の空気感」に興味があるなら、
きっとこの仕事が面白く感じられるはずです。
どんな小さな取り組みでも、未来を少しずつよくしていける。
そんな実感が得られる仕事に関心のある方は、ぜひ一度、私たちの話を聞いてみてください。
それでは、また現場からレポートします。
■:---------------------------
・調査設計/分析/レポーティングまで一貫サポート
・社内外に深く関わりながら「組織改善」に携われる
・現場の声が、経営層を動かす経験ができる
---------------------------:■