こんにちは!
「j.union(ジェイユニオン)」の横田です。
今回は、私の仕事のひとつである「ワークショップ」についてご紹介します!
実際の事例を交えてお話ししますので、j.unionの仕事のリアルを少しでも感じてもらえると嬉しいです!
組合と一緒に“職場を変える”。それが私たちの仕事
先日、とある繊維系メーカーの労働組合さんと一緒に、
「職場の問題を職場の中で解決していく仕組み」をつくるプロジェクトの
キックオフ研修を実施しました!
このテーマ、私たちj.unionがとても大切にしている考え方です。
私たちは、労働組合活動を通じて、問題を「自分たちで解決できる」職場を目指しています。
これを私たちは「職場自治(=職場の自律的な運営)」と呼んでいます。
ポイントは「自分たちで解決できること」に集中すること
ワークショップを進めていく中で、参加者の皆さんと一緒に職場の課題を洗い出していきます。
すると、工場など現場が多い職場では「暑い・寒い」などの環境面の問題が出たり、
間接部門が多い職場では「制度への不満」が出たりと、職場ごとに違った課題が出てくるんです。
ここで大切なのが、課題に対して、
「自分たちの力で変えられることに焦点を当てる」こと。
もちろん、経営層レベルの大きな課題もありますが、
それだけに目を向けていると、“解決できない”という結論に落ち着いてしまうことも。
だからこそ、「まず動けるところから変えていく」ことに価値があるんです。
組織を動かす“土壌”づくりからはじめる
ワークショップでは、すぐに職場が劇的に変わるわけではありません。
でも、「じゃあ、今から何ができる?」を見つけるのが、この場の醍醐味です♪
例えば…
管理職と職場メンバーが話し合う場がそもそもない
組合役員同士の集まりはあるけど、職場単位では集まりがない
組合に声が上がってこないから課題が見えない
こういった「そもそもの状態」の重要性に気づいていくこそが、改革の出発点になります。
そこに気づくことで、組合活動をチームで考え、動かしていく土台づくりが始まるんです。
ワークショップの“成果”とは?
今回のワークショップを通じて、
・自分たちの職場では、何が必要か?
・どんな準備や仕組みが足りていないのか?
・ 誰と協力していけばいいのか?
といったポイントを整理することができました。
これからこの組織をあげて職場自治活動の運動が始まっていきます。
そしてなにより、組合の皆さんの「やってみよう!」という熱意や、
社内でのつながり・ネットワークも強まったことが一番の成果です。
まさに「現場と組合の未来を一緒につくる」仕事だと思っています。
“組合支援”って、なんだか面白そうじゃない?
j.unionのワークショップは、知識を教えて終わりではなく、
「組織の行動が変わる」きっかけをつくるもの。
“組合”って聞くと、お堅いイメージがあるかもしれませんが、
実は、とっても人とリアルに向き合う、クリエイティブな仕事なんです。
ぜひ、こういう経験を一緒に創造していきたいです。
あなたに会えるのを、j.unionメンバー一同、楽しみにしています!
以上です。