こんにちは~!
j.unionの横田です。
みなさんは、会社に入ったら目指すことはなんでしょうか?
今回は私が携わっているとある組織の調査結果から
一部の設問の傾向をお伝えしつつ、考えていただきたいことがあります。
先日、とある2000人規模の企業組織の従業員アンケートを
行いました。その中で、考えさせられた調査結果がありました。
<とある組織のキャリア志向性>
将来に向けて目指している目標から最も近いものはなんですか?
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1位:マネジメントではなく、専門性で携わりたい
2位:定年までこの会社で働きたい
3位:今よりも良い条件があれば転職したい
4位:幅広い分野の業務に従事したい
5位:成り行きに任せる
6位:自分の専門性を活かしていずれは、独立したい
7位:管理職になりたい
8位:経営者になりたい
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こんな設問と結果でした。
皆さんは、どのように考えましたでしょうか?
最近の傾向では、組織や会社を運営する側に回ることに対して、
動機づかないということが大いにありそうです。
これはとある1組織の例ですが、最近は、どの企業も傾向が似ているように思います。
考えられる要因としては、
(1)仕事に対する価値観が変化している
→仕事が人生のすべてではなく、人生の一部分になっている
(2)働きがいよりも働きやすさを重視されやすい
→達成感も味わいたいが、できるだけ安全な環境で働きたいという考えが強い
(3)組織よりも自分らしさを大事にしたい人が増えている
→自分のやり方や、自分の価値観を大事にしたいという志向性が強い
このように、教育だったり、社会の考え方によって、
働く意欲の方向性も変わってきているようにも思います。
この一事例も真なりですが、私の経験もまた下記のようなことがあります。
私は実際に入社してすぐに大阪に異動になりました。
先輩が会社を辞めてしまい、マネジメントを担う人が実質的にいなくなり、
偶発的に30代で管理職をすることになりました。
正直自分には、大きすぎる責任かもしれないけども、がむしゃらに挑戦しました。
組織を良くするためいろんなことをインプットしたり、考えたりすることに夢中で、
苦しいこともありましたが、
仕事が楽しいと思える毎日でした。何が一番働きがいを感じたか?といえば、
「一人の力では限界があるところを仲間やいろんな人の力で乗り切ること」でした。
今思えば、それが最初の管理職としての喜びでした。
組織やチームで働く意味にも通じるなと今では思います。
そういう私の経験や体験からするとこの統計は、事実なのかもしれませんが、
専門性を磨いた先に、組織に貢献できたり、それが評価されたりすれば、
偶発的に管理職になる機会が生まれることもあるということを言いたいと思います。
キャリアは計画的偶発性だという、クランボルツの理論がありますが、
その時にどう思うか?がすべてを決めるなと感じます。
最初はいやかもしれなけども、
結果的に一人でできるないことが組織やチームでできるようになって
そういった経験が、働きがいを感じたり、この組織にいてよかったなと思えることに
つながるのではないか?そのように私は思います。
※仮に管理職ではなく、別の挑戦だったとしても、等しく経験できることだと思います。
皆さんは、どのように思いますでしょうか?
ぜひ、面接などで意見を聞かせてくださいね♪
それではまた!