近鉄車両エンジニアリング株式会社

皆さんが利用されている鉄道。実はその車両の多くは、車両を骨組だけの状態にまで解体し、内装や設備などを入れ替えて、新たな車両に改良し、真新しい姿で再び多くの旅客を乗せて動いています。新入社員がまず携わるのは、この車両の改良業務や修理・保全業務。様々な車両があるため、実践が技術が身に付く最短距離、先輩に付いて学んでいきます。１つの車両の完成まで約3ヶ月。骨組だけになった車両が、再び線路を走り始めようとする瞬間は、何年この仕事を経験しても緊張するもの。そして新たな命が吹き込まれ、ガタゴトと動くのは毎回嬉しいものです。技術を身に付け、様々な車両を手掛ける面白さを実感して下さい。

近畿日本鉄道(株)より分社し、車両のリニューアル・メンテナンス工事を60年以上手掛けてきた当社。蓄積したノウハウと技術を活かし、京都市交通局の車両や遊戯施設のアトラクション、昇降機のメンテナンス、鉄道車両製造メーカーへの技術者派遣など幅広く手がけています。また車両検修・検査測定用設備や鉄道事業全般にわたる業務システムの商品開発、事故防止システムの開発など事業を拡大し、鉄道各社やメーカーに提供。車両の予防保全や、騒音対策にも貢献しています。いずれの部門を担う人材も、大半は入社当初は車両のリニューアルとメンテナンス業務からのスタート。多方面で活躍できる人材育成に、今後も注力していきたいと思います。

「小さい頃車両模型で遊ぶのが好きだった」「近鉄電車を利用していて身近な存在だった」と、何らかの形で鉄道に興味があって入社した人が多数。学生時代に学んだことや、入社後の資格支援を利用して取得した資格を活かし、車両整備や改良工事に携わっています。工業高卒の10代から定年再雇用の人まで、幅広い層が活躍。気さくな人が多く、仕事上では気軽に質問・相談し合い、休みには一緒に釣りに行ったりBBQを楽しむ人も。会社としてもイベントを定期的に行い社内交流の機会を設けています。残業の少さ、有休消化率の高さも自慢の一つ。働きやすい環境作りにも積極的に取り組む当社で、ぜひ鉄道インフラの発展に一緒に取り組んでいきましょう！