これが私の仕事 |
ピンマイクを1つ付けるのにも、相当な準備があるのです。 音声アシスタントとして、主にスタジオ内の音声周りの業務の担当です。出演者にピンマイクを付けたり、スピーカーを演者が聞こえる場所に置いたりしています。ピンマイクをつける作業は20秒でできるとベスト。事前に台本を読んで打ち合わせを行い、収録の内容を確認します。他にも、スタジオ内の演者の位置や、話をする時の体や顔の向き、演者の声の質や大小に合わせてそれぞれマイクをつける位置を調整するのです。演者が着ている衣装によっては、マイクや送信機を着けるのに時間がかかってしまうこともあるので、事前に衣装を確認してマイクの位置を考えたりと、スムーズに付けられるよう工夫が欠かせません。付ける際には演者さんとのコミュニケーションも重要になるので、よく会う演者さんとは日頃から会話をするように意識しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
コミュニケーションを意識したことで、仕事が楽しくなっていく。 マイクセットを通して番組の一員になれた時は、音声の仕事をしてよかったと思いました。とある番組で、番組のレギュラーメンバー以外にも、初めてテレビに出演するアイドルグループなどたくさんの出演者がいる日がありました。人数も多く、マイクをつけられ慣れていない人も多かったので、制作さんとの打ち合わせや、演者さんの顔と名前の把握など、事前準備を入念に行うことからスタート。マイクをつける前から、衣装の確認などで演者さんとコミュニケーションを積極的に取ったことで、お互いリラックスしてマイク調整に挑めました。この経験以降、演者さんや制作さんとのコミュニケーションを意識しています。おかげで顔を覚えてもらったり、名前で呼んでもらえるようになったりと、番組の一員として、仕事もより楽しくできるようになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
スポーツを通して「音」の重要さに気づいて。 昔からプロサッカーの大ファンで、実家の近くにスタジアムがあったこともあり、よく試合を見に行っていました。生放送でも映像でも、試合をたくさん見る上で、スポーツの迫力には実況・解説やボールの音など、「音」が密接に関係していると感じ、将来は音声としてスポーツ中継に携わりたいと思っていました。専門学校に在学中、企業説明会でクロステレビビジョンを知り、スポーツ中継にたくさん携わっていることから志望しました。現在はスタジオに配属となりましたが、多くの人が一丸となって一つの番組を作り人々へ届ける、その工程の一員になれたことで、ここでしか味わえないやりがいを感じることができ、音声としての自信も持つことができています。 |
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これまでのキャリア |
2022年新卒入社(4年目):カメラアシスタント→音声アシスタント→音声 |