これが私の仕事 |
NCプログラムを使って、「素材」を「製品」へビフォーアフター! 私の業務はチャックや円テーブルの製造における、NCプログラムの作成です。設計が作成した図面を基に、ワークを任意の形状へ加工します。加工方法、工具、プログラムには正解がなく、自身の経験を基に最適な加工を考える必要があります。大学時代にはビジョンを使用したフィードバック制御の研究をしており金属加工の知識はありませんでしたが、入社してから少しずつ勉強と経験を積み重ねてきました。机上で想定した加工と、実加工との違いに驚かされることが多々あります。
NCプログラム以外にも加工に必要な治具と呼ばれる周辺機材の設計も行います。治具の精度によって加工の精度も左右されてしまいます。形状、熱処理、表面粗さなどに注意し設計しています。
NCプログラムも治具設計も、考えていたものが形になった瞬間が一番嬉しいです! |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
一人の失敗をみんなでカバー! NCプログラムの業務でとある製品の立ち上げをまかされた時に、自分のプログラムミスで初めて不良品を出してしまいました。仕上げ工程という加工終盤の工程でミスをしてしまい、それまでの加工が全て無駄になってしまいました。自分でカバーできることが何もなく、たくさんの人に迷惑をかけて落ち込んでいました。先輩や現場の方々は「失敗は誰にでもあるから気にするな!」と声をかけてくれました。
その後すごいスピードで同じ製品が生産され、あっという間に加工が終わりました。私のミスをカバーするために大急ぎで作ってくれたのだと思います。感謝の気持ちと同時に、自分も周囲の人のために精一杯業務を頑張りたいと強く思いました。
みんなの優しさがすごく嬉しかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広い分野での活躍! 北川鉄工所は金属素形材、工作機器、産業機械といった、複数の事業を展開しており、そこに興味を抱きました。これだけたくさんの事をしている会社なら自分が活躍できる場所がきっと見つかるはずだと思いました。入社前に一番興味を持っていたのはビルマンクレーンの操作パネルの作成です。大学時代にビジョンの研究をしており、作業性の良いクレーンの操作モニターを作ってみたいと考えていました。入社後、各事業を研修で訪れる中で、工作機器事業の生産技術課と出会いました。いろんな場面で活躍している先輩社員達に興味が湧きました。
生産技術課では機械の立ち上げ、保守・保全、治具作成、NCプログラム作成、機械についてや加工についてたくさん勉強することができます。積極的に社外へも勉強に出させてもらい、ありがたいなと思います。 |
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これまでのキャリア |
大学院卒業後に北川鉄工所へ入社し、工作機器事業の生産技術課に配属となりました。現在も生産技術課で業務をしています。2019年に新製品の立ち上げで、メキシコ工場へ海外出張へ行ったことがあります。 |