これが私の仕事 |
微量の物質を精度よく分析する 各地で採取された環境試料を、顧客の求める分析法にて前処理、測定し結果値を出すのが私の仕事です。環境試料と一口に言っても、その対象は大気質、水質、土壌と幅広く、対象項目の性質に適した分析を行うには、様々な分析法について知識や技術を深めていく必要があります。また、環境試料中の物質は微量のものが多く、言うなれば地球環境が改善するほどより高精度かつ安定した結果が要求されます。環境計量事業者として確かな数値をお客様に提供できるよう、測定機器の状態には常に気を配りつつ、マニュアルには記載されていない部分での工夫を意識しながら業務を行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
結果の数値以外にも見るところがある 環境という日々流動していくものが対象なので、ある一時、一地点のデータのみでは得られた分析値に対し妥当性の判断が困難です。変化の傾向を掴んだり、これまでとは異なる値が得られた際にその要因を探るには、分析結果のみでなく、試料採取時の周辺状況や気象、過去データや他地点との比較等、他の視点からも広く見ていく必要があります。確認すべきデータは多く大変ですが、他部署の方とも協力する機会になりますし、自身の知識の向上にもつながります。また弊社は遠隔地や離島の業務もあり、自分ではなかなか行くことのできない場所の試料も扱えるのはとても興味深いです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
一連の流れを自社で賄える 学生時代、微小粒子状物質(PM2.5)に関し研究を行っていたこともあり、環境分析業界、できれば大気質試料を取り扱っている会社に勤めたいと思って当時活動していました。学会や周辺からの評判が良かったのもありますが、業界研究で企業比較を行う中で当社に目が留まった点が、試料採取用のサンプラー開発から採取、分析、報告までの一連の流れを自社で賄えている所、また本社に全部署が所属しており、部署間の連携が取りやすそうだと感じた所でした。Sj実際、入社してからこれまで業務に携わらせてもらう際にはこの点が非常に助けになっています。 |
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これまでのキャリア |
これまで分析部からの異動はありませんが、入社当初は無機分析(イオンクロマトグラフ)を担当していました。現在は有機分析を対象とし、主にガスクロマトグラフを取り扱っています。 |