これが私の仕事 |
利用者さん一人ひとりに向き合える食品製造にも挑戦しています。 受注作業を1年半ほど担当し、現在は食品製造にも関わるようになりました。製造は専門性の高い作業なので、利用者さん5,6名が固定でついています。衛生上、製造室に入れる職員も限られています。
業務は9時にスタート。器具の準備・材料の計量、混ぜ合わせなど様々な工程があり、職員は作業全体の流れを見ながら利用者さんに携わる工程を割り振っています。
難しい作業や最終確認、全体の進行は職員の仕事ですが、利用者さんがいないと製造は成り立ちません。利用者さんも責任感を持ってやっているので、みんなで協力しながら作業していくことがポイントです。利用者さんが固定されているというのもあって様子が見やすく、信頼関係も築きやすいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
私たちの仕事が社会で役立っていると実感しています。 2年目になり、利用者さんと関わる時間が増えてくる中で「あなただから」と言って相談しに来ていただけた時は、信頼関係が築けているなと感じて嬉しかったです。日々の会話を大事にしていたので、自分の想いが伝わっていると実感することができました。
最初は社会とどのように関わっているのか想像がついていませんでしたが、最近では「社会にとって必要だからやっている」に考え方が変わりました。もともと障害があるから、福祉だから、と考えるべきではないと思ってはいたけれど、現場に入ってその想いが強くなりました。
家に届くDMを見て「宛名を貼っている人がいるから届くんだ」、ネット通販の商品を見て「うちの作業所が関わっている商品だ」等と思うことがあります。自分たちと社会との繋がりを認識した時に嬉しさややりがいを感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
人生の大切な部分を担う「福祉」の仕事に誇りを持っています。 就活は業界を問わず、大手から中小まで様々なところに足を運びました。その中で「やってみたい」と思ったのは勉強してきた福祉の仕事でした。「働く」ということは人生で長い時間を費やしますし、生活の中で重要なもの。そこに関わる就労支援の仕事は魅力的だと思うようになりました。
想いが固まって応募したのが「楓の会」。土日祝休みだったので、趣味の吹奏楽とも両立できることも大きかったです。
決め手になったのは、「自己選択」という理念に共感したこと。見学の際は皆さんが温かい環境で自由に過ごしているのが印象的でした。真摯に利用者さんと向き合っていると感じました。温かいというのはただ優しいとか同情するとかじゃなく、いけないことは毅然とした態度で臨むなど、本当の意味で「支援」をすることだと入職してから思いました。 |
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これまでのキャリア |
2021年新卒入社、入社時から第三あすなろ作業所に配属。 |