埼玉県内で環境上養護を必要とする児童に対して
自立した社会生活を送るための養護・自立支援を行っている「ケヤキホーム」。
一人ひとりに心から深い愛情を注ぎ、児童の心身の健やかな成長を願い、
職員全員が一丸となって支援を行っています。
少人数のユニット制だから、子どもとのかかわりが深く、しっかりと向きあえます。たとえ少し時間がかかっても、当たり前のことをきちんとできるよう、じっくりと支援できるのがありがたいですね。私が日ごろから心がけているのは、声をかけられたら、はっきり返事をしたり、私が子どもたちのお手本となること。そして子どもたちとの約束を守ること。悪いことをしても、意地を張ってあやまれない子が、じっくりと話をしたあとに「ごめんなさい」と言ってくれた時があって、気持ちが通じたうれしさがありました。確かな信頼関係を築いていける。そんな喜びを感じています。
児童養護施設には様々な事情を抱えた子どもたちが暮らしています。そのため、子どもたちにとって時に親代わりとなる施設の職員の存在はとても重要で、大きな影響力を持ちます。だからこそ、“ケヤキホーム”では職員が一緒にゲームやスポーツをして戯れる時間や学校での出来事や悩み等を聞いてあげる些細な時間を築けるような環境づくりを行っています。子どもたちと家族のように触れ合いたい、一人ひとりと絆を深めていきたいと考える方にはピッタリの環境だと思います。
埼玉県の県木であるケヤキの如く、大地にしかと根を張りながら伸びゆく子どもたちの姿を願い、名付けられた“ケヤキホーム”。子どもたちを家庭に近い環境で生活させてあげたいという想いから、現在はより小規模での養育・生活ケアに力を入れています。児童養護施設を運営する上で重要なのは、“施設”としてではなく“家族”としてどれだけ密接に子どもたちに関われるかということ。子どもたちそれぞれの誕生日を皆で祝ったり、夕食の献立を一緒に考えたりと、ありふれた家庭となんら変わらない日常の風景を“ケヤキホーム”では大切にしています。
事業内容 | <児童養護施設の運営>
児童養護施設ケヤキホーム(定員6~8名/9ユニット)の他に分園型小規模グループケア1ヶ所と 地域小規模児童養護施設2ヶ所を運営しています。 |
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設立 | 1973年3月31日 |
資本金 | なし(社会福祉法人のため) |
従業員数 | 51名 |
売上高 | なし(社会福祉法人のため) |
代表者 | 理事長 松村 二郎 |
事業所 | 児童養護施設ケヤキホーム(埼玉県行田市真名板2027)
児童養護施設ケヤキホーム小針の家(埼玉県行田市小針78-25) 地域小規模児童養護施設ケヤキホーム敬濱荘(埼玉県羽生市南6-21-9) 地域小規模児童養護施設ケヤキホーム不動岡の家(埼玉県加須市不動岡966-1) |
指導方針 | 保護者、学校、地域、児童相談所やその他関係機関と連携しながら児童の処遇にあたりますが、
園としての指導方針は、創立以来、次の3つを柱としています。 1)事の善悪 2)皆で仲良く 3)豊かな人間味 この原則をもとに部屋ごとの担当職員がそれぞれのお子さんの様々な状況、 ニーズに対応できるよう日々、切磋琢磨し援助技術の向上に努めております。 |