社会福祉法人　愛生福祉会

外出やイベントは、生活空間が施設中心のご利用者さまにとって特別なできごとです。しかし昨今のご時世により、団体活動は軒並み中止。恒例行事も自粛せざるを得ない状況にありました。それでも、私たちは可能性を諦めません。施設内に開設した喫茶コーナーもそのひとつ。調理不要なメニューを用意し、お金を渡して好きなものを選ぶ、お店と同じ楽しみができる場を設けました。他にも初詣に行けない代わりに、段ボールで本格的な鳥居を制作。おみくじやお賽銭箱も準備して、楽しく新年を迎えました。各アイデアは職員の声から。ちなみに初詣はいつの間にか施設対抗のようになり、「うちが絶対一番の鳥居をつくる！」と、職員みんな燃えてました。

実習段階から好印象でした。職員の方々が、とにかく親身になってくれる方ばかりで。実習生の立場でも「これをしてみたい」と言える雰囲気で、アドバイスもたくさんもらいました。実は別の実習先では職場の方針に慣れず、介護を志す気持ちが折れかけていたんです。でも、この施設なら前向きに頑張れるのではないかと思って、入職。配属後も印象は変わりません。少し前に自分の許容量以上に頑張りすぎちゃって、ちょっと息切れしちゃった時期があるのですが、その時も仲間のありがたさを実感しました。勇気を出して先輩や同期に相談したところ、みんな共感してくれて、助けてくれて。1人で無理をしなくても良い心強さを感じています。