これが私の仕事	ガラス成形機械の開発、性能評価を担当。携帯電話やデジタルカメラなどに使用されるガラスレンズを成形する機械装置の開発です。また、その装置がお客様である企業や工場の要望に合った仕様かどうかなど、成形性の評価も行っています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	お客様からの相談を解決でき喜ばれたとき、苦労が報われました。お客様からガラスレンズの成形がうまくいかないという相談を受けました。成形条件の検証やガラスと金型の間に入れてガラスを型からスムーズに取り外す役目の離型膜の検証など、いろいろ調査を重ねた結果、離型膜の種類を変えることでうまくいくことがわかりました。結果がわかったのが同年冬で約６カ月間と時間はかかりましたが、要求される仕様のガラスレンズができたときは本当に嬉しかったですね。ガラスレンズの成形は、その形状やサイズ、ガラスの種類などによって違い数も膨大です。繊細で緻密な作業なので解決にたどり着くまで大変でしたが、お客様にも喜ばれたことでこれまでの苦労が報われた思いでした。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	大型機械から精密機械装置まで幅広い展開が魅力的だったから。大学の専攻が機械工学ということもあり、工作機械関係の仕事に就けたらと考えていました。当社の会社見学のときに何十メートルもあるような大型機械から、ナノオーダの精密加工ができる装置まで幅広く展開しているところに非常に魅力を感じたのです。仕事でいろいろなことに挑戦できると思いましたね。職場も会社全体に活気があり、上司や先輩など誰にでも気軽に相談できるような雰囲気で、仕事もしやすく入社してよかったと思っています。いつかは会社見学のときに印象深かった大型機械の設計開発にも携わってみたいですね。そのためにも、仕事のうえでいろいろな経験を重ね、もっと知識も広げていくよう努力していきたいと思います。

これまでのキャリア	設計(現職・今年で18年目)

この仕事のポイント

	機械・電機・電子機器設計
	趣味・プライベートシーンを楽しくする仕事
	多少のリスクにも果敢にチャレンジする精神が必要とされる仕事
	企業を相手に商談を行う仕事
	新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

今はインターネットなどからさまざまな情報が得られますが、やはり興味がある企業には、会社訪問や工場見学など積極的に参加したほうがいいと思います。実際に見ることで、その会社の環境や雰囲気を感じ取れ、自分のやりたい仕事が本当にその会社でできるのか判断のひとつになると思います。そして、決して焦らないことです。周りに流されずに、自分自身の考えをしっかり持っていれば、必ず合う会社が見つかると思いますよ。