これが私の仕事 |
ディレクター的な立場から、一冊の書籍を形にしていく。 制作部門の一員として、書籍づくりに携わっています。
「制作」という仕事は、業界や会社によって守備範囲が異なりますが、当社の場合は、書籍の内容などを企画し著者から原稿をいただくところまでは編集部門の仕事です。編集部門から原稿を引き継ぎ、書籍の形にしていくのが制作部門の仕事となります。
編集部門から引き継いだ原稿を整理し、組版指示(レイアウト指定)を行い、著者と校正のやりとりなどを行いながら、一冊の書籍をつくりあげていくというのが基本的な流れです。ディレクター的な立場から、印刷所や製本所,デザイナーなどとのやりとりを行っていきます。
私は主に書籍を担当していますが、部門として手掛けるメディアは多岐にわたり、ウェブ付録やデジタル商品のコンテンツなども含まれます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分の仕事が形になる。これまでとは一味違う喜びがあります ボリュームなどにもよりますが、編集部門から引き継いでから一冊の書籍が完成するまでは約半年ほどです。一人の担当者が、常時3冊程度の制作物を併行して動かしていくのが基本スタイルになります。私は現在、配属9ヶ月が経ったところ(※2024年12月現在)なのですが、既に3冊の書籍を世の中に出すことができました。
前の部署では編集者として弊社のPR媒体である『医学界新聞』の紙面づくりに携わってきたのですが、自分が手掛けたものが書籍として形になるのは、これまでとは一味違う喜びを感じます。初めての書籍が発売された時には、思わず書店を覗きにいってしまいました。
先日完成した書籍には、著者が「制作のM.Oさんに感謝します」という序文をお寄せくださいました。この仕事をしていて良かったなと、嬉しくなりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
業界大手ならではの仕事環境で、キャリアの可能性を広げたかった 私は小さい頃、闘病生活を送っていたことがありました。治療がうまくいき今はすっかり元気なのですが、ちょうど進路を考え始めた頃に、私がかかっていた病気の治療に多大なる貢献をしてくださった研究者の方のニュースが目に入りました。その時、自然と「医療に関する仕事をしたい」という思いが湧いてきたのです。いろいろな可能性を探りながら、見つけたのが医療系出版社という道でした。
私の母も同業界に勤めていたことがあったため、就活の際には様々な出版社の特徴などをレクチャーしてもらいました。その中には、医学書院も含まれていました。
注目したのは、業界大手で、幅広い分野の雑誌や書籍を手掛けているという点でした。弊社ならば様々な仕事領域を通じてキャリアの幅を広げていけるのではないかと感じ、入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
2022年4月入社/販売・PR部に配属→2024年3月/制作部に異動、現在に至る |