―― あらゆるフェイズに新たな価値を。 ――
当社は鉄スクラップの仕入れ・加工販売を行う原料事業(鉄スクラップ事業)を基軸に、
日本製鉄(株)の関係会社として製鉄所での製鋼プロセスに携わる構内請負事業、
鋼材を管理・出荷する物流事業、加工・販売を行う鋼材事業、
製鉄過程で発生する鉄鋼スラグを利用した肥料を製造・販売する
肥料事業にも取り組み、鉄に関連する事業を幅広く展開しています。
100%リサイクル素材である「鉄」。社会で役目を終えた鉄も、まさに貴重な資源です。鉄スクラップの仕入れ・販売を行う「鉄スクラップ事業」を基軸に、新たな鉄を造り出す作業を請負う「製鉄所構内請負事業」、輸送を担う「物流事業」、パートナー企業である日本製鉄株式会社・関連グループ会社で製造される鋼材を中心とする「鋼材事業」、生産工程で発生する副産物の再利用を担う「肥料事業」――当社の事業サイクルは、生産から再び社会に送り出すリサイクル工程に至るまで、あらゆるフェイズに携わっています。環境への配慮の重要性がますます高まる中、循環型社会の発展、そして地球環境へ貢献してまいります。
鉄は建造物や自動車・家電など、私たちの身近に存在しています。だからこそ鉄の需要は尽きることがありません。さらに寿命を迎えた鉄は、リサイクルされ循環できるという将来性も兼ね備えています。明治44年の開業から約110年以上、長い時間をかけて培ってきたノウハウとお客様からの信頼を引継ぎ、次の100年を歩み続けていくためには、社員が成長できる環境を整え、働き甲斐のある企業の実現に向けて努力を重ねていくことが重要だと考えています。企業にとって一番大切なものは「人」です。「人を育て人が育つ」ことに前向きに取り組む会社だからこそ、知識やスキルを身に付け、人としても大きく成長していけるのです。
入社後は新人研修などの教育制度はもちろん、先輩や上司のフォローも手厚く、業務の課題を明確にしながら一緒に取り組んでくれます。若手からベテランまで幅広い世代が在籍する当社ですが、社歴や年齢に関わらず社員一人ひとりの声に耳を傾けてくれる風通しの良さと、やりたい事や新たな取り組みにもどんどん挑戦できる社風が、大きな魅力!また業務に必要な資格の取得に向けて、費用を会社が負担してくれる制度もあり、自分が描くキャリアパスに向かって、スキルを身に付け着実に進んでいける環境が整っています。挑戦することは、不安や難しさも伴います。しかし、挑戦こそやりがいを実感できる仕事の楽しさだと思います。
事業内容 | ■鉄スクラップ事業
■鋼材事業 ■物流事業 ■肥料事業 ■製鉄所構内請負事業 |
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設立 | 1937年9月1日(昭和12年) |
資本金 | 3億9千万円 |
従業員数 | 1,390名(2023年3月) |
売上高 | 973億円(2023年実績) |
代表者 | 代表取締役社長 米田 寛 |
事業所 | 〒101-0052
東京都千代田区神田小川町三丁目9番地2 「BIZCORE神保町」5階 |
主たる株主 | ・産業振興社員持株会
・日本製鉄株式会社 ・三井住友信託銀行株式会社 ・清水鋼鐵株式会社 |
グループ会社 | ・株式会社サンシン旭川スクラップセンター
・飯沼金属株式会社 ・ニイガタ産業振興株式会社 ・弥生スチール株式会社 ・北貨運輸株式会社 ・株式会社富倉産業 ・大山商事株式会社 |
主要取引先 | ・日本製鉄株式会社
・山陽特殊製鋼株式会社 ・合同製鐡株式会社 ・株式会社伊藤製鐵所 ・清水鋼鐵株式会社 ・大阪製鐵株式会社 ・共英製鋼株式会社 ・王子製鉄株式会社 ・伊藤忠メタルズ株式会社 ・株式会社メッツコーポレーション |
許可事業一覧 | ・産業廃棄物 収集運搬業及び処分業(中間処理)(最終処分)
・古物商 ・金属くず商 ・倉庫業 ・港湾荷役事業 ・保税蔵置場 ・一般貨物自動車運送事業 ・建設業 |
沿革 | 1911年 東京市本所区にて銅鉄商を開業
1948年 産業振興(株)に社名変更 1950年 富士製鐵株式会社(現日本製鉄株式会社)の室蘭、釜石、広畑各製鉄所構内において 製鉄原料、スラグ処理、その他付帯作業等の請負作業を依頼される 1952年 富士製鐵株式会社(現日本製鉄株式会社)の鋼材取扱い「指定業者」となる 1956年 肥料事業開始 1962年 倉庫事業開始 1963年 富士製鐵株式会社(現日本製鉄株式会社)の資本参加を受ける 1980年 資本金3億9千万円へ 2011年 開業100周年を迎える 2015年 現在の5事業体制となる (原料事業部、鋼材事業部、物流事業部、肥料事業部、構内請負事業) |
ホームページ | https://www.sangyoshinko.co.jp/ |