みなさん こんにちは,祐徳薬品工業株式会社の採用担当です。今回は 【企業・業界研究】知りたいけど聞きづらいこと,一挙公開 についてお話します。
【転勤について】
当社の場合,研究開発職・技術職では基本転勤はありませんが,営業職では5~10年に一度転勤があります。
ここでいう転勤は転居を伴う異動という意味合いで話していますが,企業によって転勤の定義が違うということをご存じでしょうか。
多くの場合,転勤とは事業所間を跨いだ異動を指します。
ここで問題なのは,その事業所が管轄するエリアがどの程度広いのかです。全国の主要都市に支店がある場合,その近隣エリアを管轄している可能性が高くなります。例えば東京支店が関東一円を,福岡支店が九州一円を管轄するイメージですね。
「東京から福岡に移動する」,この場合は転勤と言えるでしょう。
では東京から千葉に異動した場合は?福岡から鹿児島に異動した場合は?企業によって判断が異なりますが,管轄内エリア内での異動は転勤と言わず「担当変更」と言う場合があります。担当変更は3年に一回あるが,転勤は15年に一回程度である,という企業があるのです。
ややこしいですよね。
なので転勤について聞きたい場合は,「どのくらいの頻度で引っ越しがあるのか」と質問することをオススメします。
【配属について】
「初任地確約します」という企業が増えてきました。
社会人をスタートするにあたり,初任地がどこになるのかは大事ですね。
ですが,初任地にずっと勤務できるかどうかは別の話です。
毎年新入社員を採用している企業で,毎年新入社員の希望に沿った配属をする。簡単なことですが問題も生じます。
特定の事業所に人員が偏ったり,若手ばかりの事業所になってしまったりと組織運営上困ったことになってしまいます。
それではどう対処するかと言うと,中堅層以上の一般社員に転勤してもらう,または2~5年目社員に転勤してもらうということが考えられます。
ただし,中堅層以上の社員は子育て世代に該当しやすいので頻繁に異動は難しい。ということは・・・・
社員を大切にする会社は必ず学生も大切にします。
遠慮なく質問することで、相手の反応を見る事も企業選びの判断材料になりそうですね!