みなさん こんにちは,祐徳薬品工業株式会社の採用担当です。今回は 【就活のコツ】この時期にやっておいてほしいこと についてお話します。
私の考えるこの時期にやっておくべきことは「企業研究」です。
「そんなの分かってるよ」という方,本当にきちんと出来ていますか。
「企業研究」は,企業を理解するために,またその企業への入社意欲を伝えるために必須となります。「とりあえず受験してみよう」と「この会社に入社したい」では,相手に伝わる印象も大きく違いますよね。
就活生によく話すのですが,選考で企業が皆さんに求める事,何を基準に選考を行うのかを考えたことはありますか。
能力・人柄・専攻・経験など色んな項目を思い浮かべると思いますが,「選考の段階によって求めることが変わる」が正解です。
初期選考で重要視すべきは「入社意欲」で,最終選考に近づくにつれ「能力や人柄」を重視する。私は選考はこうあるべきだと考えています。
なぜかと言うと,初めから能力や人柄を重視してしまうと入社意欲の低い方も次へ進んでいくので,選考辞退や内定辞退のリスクが高まります。なので,初めに入社意欲の高い方を集め,その中で能力や人柄など企業に合った方を採用することで,選考辞退や内定辞退を低減できます。
企業がこんな考えで採用活動をしていると理解した上で,学生視点で考えてみましょう。
A社は○○業界で○○を販売していて,業界で○番目のシェアを持っている。○○という独自の技術を持っていて,社会貢献にも意欲的だ。
みなさんが採用担当だった場合,この学生はA社を強く志望していると感じますか?どうやったら志望企業に意欲が伝わるのか。いろんな角度で考え,いろんなアプローチを試してみることが「企業研究」だと考えます。
採用担当になって気付いたことですが,企業研究を進めるうえで一番簡単な方法は「採用担当に電話で聞くこと」です。忙しそう,迷惑をかける,恥ずかしい等,電話をかけることへのハードルが高いことは重々承知しています。
ですが,学生を大切にしない会社が社員を大切に出来ますか。
志望する企業に,選考以外で意欲を伝えるチャンスだと思いませんか。
採用担当の対応で企業の雰囲気を感じる事。これも企業研究のひとつですよね。みなさんも色んな方法で企業を選考してください。
自分で考え,行動し,納得のいく就活をしましょう!