これが私の仕事 |
特許出願に関する原稿作成から権利化までを行っています。 私たち特許技術者は、優れた発明の特許化に関するお手伝いをしています。
仕事の流れとしては、まず、発明者や企業から発明の詳細をヒアリングした上で、「どういう発明か?」「どこがすごい、新しいのか?何がポイントか?」を分かりやすく文章化し、申請に必要な書類にまとめて特許庁に提出します。ただ作業的に書類を作成するのではなく、大切なのは発明やアイデアのポイントを明確にすること。特許庁の審査によっては「過去に近しい発明がある」などと、差戻をされることもあります。そこで担当弁理士から特許庁の審査官に直接詳細の説明を行ったり、申請の範囲を明確にし、表現を変えたり…など、クライアント側とも相談をしながら、特許取得というゴールにお客様を導いています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
学生時代に専攻していた分野の特許取得を担当できたこと。 学生時代は薬学部で細菌のDNAなどの研究をしていましたが、研究職以外ではなかなか仕事で活かせる機会が少ない分野でした。ただ、入所後しばらくして自分の研究分野と重なる部分が多い依頼を担当する機会があり、その時は学生時代の知識や経験を存分に活かせましたことが嬉しかったです。
研究の流れや予備知識があったので、お客様ともスムーズなやり取りを行っていました。ただ、お客様の要望も高く、データも多かったことから通常であれば1~2ヶ月ほど、多くても100ページ以下で完成する申請書類が、約半年、225ページにも及ぶ内容となりながら、作り上げました。
提出できた時は「やってやったぞ…」という達成感がありましたし、学生時代に学んだことを活かせたこともあり、印象深い案件となりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広い分野に携われる特許事務所で、福利厚生も万全なことが魅力。 物理や化学、生物など、幅広い分野を勉強したいという気持ちが高く、就職活動でも研究一本ではない仕事探しをしていました。その中で、特許事務所の仕事は色んな業種・業界・分野に幅広く、最新の情報に携われること、国家資格を取得し活かせることを聞き、「面白そうだな」と思ったことで関心を持ちました。また企業組織としても体制や制度がしっかりしていて、新卒を受け入れていることも入所の後押しとなりました。
私は二度の出産と育休を経験しているのですが、産休・育休を利用して復帰できる環境が当たり前にあったので、そこは本当に助かりました。みんなが自然と助け合える風土があるところも、この会社の魅力のひとつですし、この事務所に入所して良かったと感じています。 |
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これまでのキャリア |
特許技術者(2016年入所~現在に至る)
※2019年と2022年に産休・育休を取得し、現在も時短で活躍しています。 |