弁理士法人鈴榮特許綜合事務所

国内外の特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の取得代理等

業種	コンサルタント・専門コンサルタント各種ビジネスサービス／その他サービス
本社	東京

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昨年の
採用情報

先輩社員

第9技術管理部
鷹巣明彦（40歳）

【出身】横浜国立大学大学院工学府物理情報工学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	弁理士として特許出願に関する原稿作成から権利化までを行っています。発明者から発明をヒアリングし、発明内容を説明するための「明細書」と呼ばれる文書と、独占排他権である特許権として、発明の権利化したい部分を説明するための「特許請求の範囲」と呼ばれる文書を作成します。作成後は、明細書と特許請求の範囲を含む出願書類を特許庁に提出。そうすると、特許にできない理由が記載された拒絶理由通知を受け取ることがあります。拒絶理由通知を受け取った場合は、出願人の意向を伺いながら、その発明が特許になり得るという主張や発明を限定する補正を行い、再審査に臨みます。必要に応じて、特許庁の審査官と面接をし、その発明が拒絶理由を有さない根拠などを直接説明することもあります。こうした過程を経て、権利化に至ります。権利を侵害された場合には、弁護士と協力のもと審判や訴訟にも関わります。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	自分の担当案件が商品化されニュースで話題に。新しもの好きな私にとって、世間に発表される前の最新技術を早い段階で知ることができるというのは、非常に興味深く楽しいと感じるポイントです。そして、自分が担当した発明が、数年後に商品化され、ニュースに取り上げられているのを見ると、とても嬉しいですね。製品と発明とは、そのままリンクするのではなく、具体的な製品の構想から抽象的なアイディアである発明への橋渡しが必要。そして、発明を強い権利や強い特許とするのも、経験と知恵が必要です。そのため、様々な分野における技術動向の情報を仕入れながら、裁判所の判例についても知識をメンテナンスする必要が生じます。この仕事は、まさに日々勉強ですが、知的好奇心のある方であれば、やりがいを感じながら働けると思います。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	長い歴史の中で確立された教育制度が強みです。学生時代から特許業界に興味がありましたが、情報が少ない業界のため、どのように仕事をするのか想像がつきませんでした。そんな時、教育制度をメリットとして打ち出す弊所と出会いました。当時、教育制度をアピ―ルする事務所は少なかったので、ここでならイチから丁寧に仕事を教えてもらえる！と安直な考えで入所を決めたんです(笑)実際に入ってみると、OJTだけでなく、国内・外国出願の方法や拒絶理由の対応等の講義・実務研修を所内で行ってくれる充実の環境でした。3、4年かけてじっくりと着実に一人前へと成長できる事務所だと感じましたね。業務においても先輩方のフォローもあり、仕事が分からず八方塞がりな状況になることもありませんでした。弁理士試験の前には業務調整やアドバイスをしていただけて…後輩の意欲に応えてくれる職場です。

これまでのキャリア	特許技術士から弁理士へ

この仕事のポイント

	コンサルタント・研究員
	日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
	忍耐力と集中力が必要な仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
	信念を持って物事に取組むことのできる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

年収や口コミなどインターネットで得られる企業情報に惑わされず、自らの足を使って説明会やOB訪問、インターンシップに参加し、目や耳で感じたことを大切に情報収集をしてみて下さい。自分で感じたことを頼りにしながら、じっくりと将来を決めることが重要だと思います。また、特許業界で働きたい意思のある方は、新卒で入所することをお勧めします。この業界は勉強することが山ほどあるので、早く一人前になりたかったら、より早く入所した方が自分のためになります。