株式会社 ナード研究所
ナードケンキュウショ
2026
業種
化学
医薬品
本社
兵庫
インターンシップ&キャリアの評価(-件)
総合評価 - 評価が高い項目 -

私たちはこんな事業をしています

「ファインケミカル合成」「機能性材料の開発」など
有機化学分野での研究・開発の「受託」「提案」
「技術コーディネート」および製造。

※有機、無機、金属、ナノ複合材料から医薬・製薬分野におけるプロセスデザイン、ドラッグデザインの研究・合成を行い、
数多くの実績をつくってきました。私達の成果は最新電化製品、
医薬をはじめ幅広く世の中に登場しています。
次の時代を見据えた研究に数多く関わります。

当社の魅力はここ!!

戦略・ビジョン

お客様の課題を解決することを目指し、研究開発支援を行います。

化学合成を中心に、各企業のパートナーとして受託研究を重ねてきた当社。社名は無名でもケミカル分野で新たな発見、改良を通じ様々な貢献をして参りました。お客様からの期待も高まり、更に高度な提案を要求されることもしばしば。それを支える組織は、気が付けば有機合成・機能性材料開発の専門組織として、人員・設備共に有数の規模を持つようになりました。こんな私達と一緒に、化学合成に熱い気持ちを持つ仲間を心待ちにしています。代表取締役社長/土肥 幸生

施設・職場環境

大企業なみに充実した研究環境・設備。

最高の研究には、研究員の知識や技術に加え、その研究員の考えをカタチにできる設備や環境の充実が不可欠。ナードは設備・環境面に惜しみなく力を注いでいます。高性能な分析機器や材料などを世界から調達できる様にネットワークを構築、大企業に匹敵する研究環境を実現しています。結果、数々の特許取得と企業様からの「信頼」につながっており、みなさんが今まで経験した事のない研究も可能にできると考えています。今後も、その研究環境の充実をはかり、現在の受託型運営から提案型の企業運営という「ステップアップ」に拍車をかけたいと思っています。

会社データ

事業内容 「ファインケミカル合成」「機能性材料の開発」など、
有機化学分野における研究・開発の「受託」「提案」
「技術コーディネート」および製造。

※有機、無機、金属、ナノ複合材料から、医薬・製薬分野に
おけるプロセスデザイン、ドラッグデザインまで、
幅広い分野の研究開発で数多くの実績をつくっています。
設立 1972(昭和47)年3月14日
資本金 100百万円
従業員数 148名(2023年12月末現在)
売上高 43億円(2023年度実績)
代表者 代表取締役社長/土肥 幸生
事業所 ・本社/尼崎市西長洲町2-6-1
・神戸研究所/神戸市中央区港島南町5-4-1
・堺工場/堺市西区築港新町3-6-3
沿 革 ●1972年(昭和47年)3月/大阪市北区南森町29-1に設立
(資本金500万円/代表取締役に荒川守正が就任)

●同年12月/大阪市西淀川区千舟に研究室設置

●1975年(昭和50年)5月/本社西淀川区千舟に移転

●1987年(昭和62年)5月/会長に荒川守正が、
代表取締役に廣岡孝一がそれぞれ就任

●1989年(平成元年)11月/現在地(兵庫県尼崎市)に
社屋を新設し移転。大阪中小企業投資育成(株)の出資(2,000万円)
により資本金5,000万円に増資

●1995(平成7年)3月/資本金5,500万円に増資

●1997(平成9年)3月/代表取締役に南 則雄が就任
●同年3月/資本金6,325万円に増資

●1998(平成10年)3月/資本金7,590万円に増資

●1999(平成11年)3月/資本金9,108万円に増資

●2000(平成12年)6月/社屋を隣接地に増築

●2006(平成18年)8月/ISO14001取得

●2007(平成19年)3月/資本金10,018万円に増資
                   代表取締役に北庄司 健が就任

●2007(平成19年)10月/神戸研究所開設

●2012(平成24年)12月/神戸研究所新設、移転

●2014(平成26年)3月/代表取締役に土肥 幸生が就任

●2018(平成30年)9月/資本金100百万円に減資

●2022(令和4年)3月/創立50周年を迎える

◎特許出願件数/202件(2023年12月末現在.累計ベース)(J-PlatPat ご参照)
顧 問 ・秋元 浩(元武田薬品工業常務・薬学博士)


経営理念 企業の活動を通じて社員全員が成長し、豊かになること、社員の成長を通じて、社会に貢献する。
経営ビジョン 日本で一番お客様から喜ばれる数が多い、受託合成・研究支援企業になる。

私たちは、お客様に技術を売るとともに、社員一人ひとりが経営理念・経営ビジョンに基づく価値観をお伝えし、技術開発における課題をお客様と一体となって取り組みます。社員全員がお客様と同じ目的目標を持って仕事をして、会社も社員もお客様にとって無くてはならないパートナーになることを目指します。
ナード研究所の特徴と魅力 ◆人が自慢。
一見、不可能と思える合成を成功させるのは、
その人、そのチームが持つ知識、アイデア、経験です。

当社は化学合成専門組織としてはTOPクラスの人員規模を
誇ります。それぞれに豊富な経験と知識があり、
これまでにも多くの難しい合成を成功させてきました。

お取引先との守秘義務上、詳細をお話できませんが、
世の中の最新技術開発・研究開発に多く携わっています。

現在も、これから世の中に出る商品・技術のベースとなる
研究を続けています。


◆ずっと研究に携われる。
当社での業務は「研究すること」。
30代・40代・50代…たえることなく、ずっと研究に携われます。

研究分野は幅広く、様々なジャンルの知識が身に付きますし、
研究員個々もレベルが高く、ワンランク上の研究が可能です。
実際、それが魅力で入社した人も少なくありません。

『絶対、研究職に就きたい!!』
『化学研究が三度のメシより大好き!!』
といった人には、かなりヤリガイのある会社です。


◆やりたい仕事が叶います。
お客様に認められ、自身が提案した研究テーマが採択され、
自ら担当することも、しばしばあります。

また、グループマネジャーに就任すれば、研究テーマの立案はもちろん、
マネジメント業務にも携わることができます。

◆意欲と熱意には平等なチャンスを。
培った実績や経験はもちろん大切ですが、
当社が何より重視するのは研究に対する意欲と熱意。

昇格をはじめ、若手勉強会やリーダー研修等、充実のバックアップ体制で
1人ひとりの意欲や熱意にしっかり応えてくれるのが
ナード研究所の魅力なのです。


◆大手企業並みの設備。
様々なアイデアを生かし質の高い研究を実現するためには、
設備環境の充実は不可欠。受託先から求められる研究内容が
先進的な事が多く、それに応える設備環境を整えています。
(詳しくはアピールポイント2をご覧ください。)


◆世にないものに挑む喜び。
当社が受託研究するものは各メーカーさんの新商品新技術の
ベースとなるものが多く、絶えず新しいものを生み出す喜び、
緊張感があります。


◆スケールの大きな研究ができる。
学校の研究室では味わえなかった研究ができます。
スケールの大きい研究では思いもよらなかった反応が見られたり
新しい発見がたくさんあります。


◆自己完結型で面白い。
当社では、案件に対して1人の研究員が納品まで担当します。
用途やお客様の反応を直に知れることは充実感・達成感を
得られるのはもちろん、今後の研究にも役立ちます。
これって、研究者にとってかなり大切な事なんです。

『設立から提案型企業へ』ナード研究所ヒストリー&将来の展望 ■誕生。
今から、52年前、
大手工業用薬品メーカーの研究者14名が、
新たな環境の中での研究を目指し独立しました。

当初は接着剤などに使用される天然原料ロジンに代わる物質を
石油からつくり出そうと考え研究準備をしていましたが、
「第一次オイルショック」による石油の高騰で
研究ストップを余儀なくされました。


■受託合成強化期。
その後、14名の知識をどう活かしていくかを考えた答えが
「化合物全般」の研究・開発の受託業務でした。

アウトソーシングという概念が、まだ世の中に無かった時代。
もちろん、実績なんてものは何ひとつ持っていなかった私達。
最初は各メーカーも口を揃えて「アウトソーシング???」と
いう状況だったので、文字通り苦労の連続でした。
しかし、それはまさに、
生まれたてのナードがゆっくりと動き出した瞬間なのです。

当時はテレビでも取り上げられるほど、目新しい業態でした。
まず私達が手をつけたのは、
新薬開発に不可欠な薬剤の開発・製造の受託。
外部の製薬会社をうまく活用することでコストを軽減させ、
効率的に業務を遂行していきました。
その結果、少しずつとはいえ着実に当社独自の技術・ノウハウを
蓄積してきたのです。


■提案型企業への転換期。「産産、産学共同研究」。
「ファインケミカルの合成」「機能性材料の開発」など、
有機化学を中心とした化学分野の受託研究専門会社として
実績を積んできた当社。
その受託研究機能に「独自技術の育成による提案型機能」と
「技術を熟知した上に立脚したコーディネート機能」をMIX。
ファインケミカル合成の真のパートナーという高付加価値を
持った研究会社として、より存在感が増してきています。

設立以来、ナード研究所はグループごとの独立採算制度と
自主性をベースに「有言実行」で研究に取り組み、
多くの新製品、新素材を世に生み出してきました。
その大半は機密保持上公表することは出来ないものの、
例えばアダマンタンジオール誘導体
(主に半導体用フォトレジストの改質剤などに用いられ、
当社が特許取得。現在工業化されている。)
や、パイロメックス
(耐熱難燃シート、販売シェアトップクラス)
のコーティング剤の開発などがあります。
それ以外にも、今話題の液晶や有機ELの基礎研究の一部を
手がけたりする他、産学協同研究にも注力しています。

リン酸化タンパク質の分離分析法(Phos-tag)についての広島大学との研究。
他にも太陽電池用色素開発(大阪府立大学との共同研究)、
分子イメージング薬剤開発で実績のある欧州有力会社との提携。
国内外問わず、多数の共同研究を進めています。

現在では「下請け」ではなく
「ビジネスパートナー・研究支援会社」として
存在価値が高まり、
お客様から「ナードさんに頼んで、無理なら諦めるよ」まで
言ってもらえるようになりました。
これからも日本の産業そのものを支える研究を続け、
「実績の数だけ信頼がある」
…そんな展開を目指していきたいと考えているのです。


■提案型企業として更なる進化。
そして今。「受託型」から「開発型」へと進化を遂げてきた
ナードは「ビジネスパートナー・研究支援会社」として
今後もお客様との信頼関係を軸に奮闘していきます。

「技術第一主義」に重きを置き、個人の技術力を高め、
様々なお客様の要望や課題解決にマッチした新たな価値を
生み出す≪提案型企業≫としての成長を目指します。
ナード研究所を構成する3つの研究部 当社の研究成果の活力の源は『グループ独立採算制』。

■「受託研究」
■「オリジナル技術による提案」
■「技術コーディネート」

以上の3つを効率的に行うことで、
成果が見込める研究を実現しています。

今から16年前、
グループ間の連携および自主研究体制を強化するため

≪ライフサイエンス研究部≫
≪マテリアルサイエンス研究部≫
≪コーポレート研究部≫

の3つにグループを再編。
今まで以上に、当社の強みである低分子の有機化合物合成はもちろん、
無機材料、高分子材料、応用開発研究も強化して
お客様のニーズにより幅広くお応えできるようにしています。


■≪ライフサイエンス研究部/有機合成+ドラッグデザイン≫
医薬品・農薬・化粧品・食品・医療・バイオ関連の各分野にて活動。

3つの研究グループから構成され、
それぞれが得意な分野でさらなる発展を目指します。
例えば、核酸・ペプチド・糖鎖・フローケミストリーなどです。

豊富な経験に基づく有機合成のプロセススキーム開発力による
合成ルート設計、探索、マニュアルの作成および改良、
ドラッグデザイン、合成品の提供が主な仕事概要です。

1mlから3000Lまでの各種反応装置を用いて新規化合物の
創出から拡大試作および継続製造まで実施可能で、
顧客の幅広いニーズに対応しております。


■≪マテリアルサイエンス研究部/有機合成+機能性材料開発≫
自動車、家電、精密機器、化成品などの分野における
機能材料の合成、開発。4つの研究グループから構成され、
グループ間ネットワークを通じて材料合成から応用開発までを
トータルで研究可能な体制作りをしています。

豊富な経験、調査力を擁して新規化合物の合成ルート設計、
化合物合成、高純度精製、ポリマーの合成や変性、
ブレンドなどの基本技術を駆使し研究をしています。

これまでの研究例としてはエレクトロニクス材料、耐熱性材料、記録材料、
各種電池材料、ディスプレイ材料、機能性インク等があります。


■≪コーポレート研究部/将来のための事業開発≫
早い時代の移り変わりに対応しながら、中長期の目線で次世代の事業や
製品を開発していきます。
創業当時から取り組んだ耐熱素材の開発は、パートナー企業との連携で
製品となり、耐熱難燃シートやマーキングインクとして当社の主力製品として
世の中に出ています。
又、広島大学等との共同開発試薬であるPhos-tagは、リン酸モノエステルの
捕捉リガンドとして高い性能を誇り、プロテオーム関連の研究領域で
広く活用されています。
画像診断薬であるPET試薬は、エストニアのPhamaSynth社と協力して製品を
世界視野で販売を行っています。
そして2017年より、新しい事業領域として再生医療に注目し、関連する
バイオマテリアルの受託合成や再生医療関連の製品の提供を目指して、
活動をスタートしました。
将来の種となる事業や製品を開発するために、日夜研究に取り組んでいます。
神戸研究所 2007年10月、神戸研究所を開設、
2012年12月、神戸研究所を新設し、移転しました。
2016年4月、神戸研究所にて高薬理活性化合物を取り扱う「封じ込め設備」を設置し、稼働しました。

神戸研究所の近隣には理化学研究所・先端医療センターなど
神戸医療産業都市構想の中核施設があり、これらの研究機関とも
密接に連携してより高度な研究に取り組んでいきます。
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