これが私の仕事 |
情報の信頼性を支える「要」です。 当社は商品テストを主軸に、検証結果を雑誌やWEBメディアを通じて発信しています。その中で私の所属する『LAB.360(ラボ)』は、客観性・合理性を伴うテスト方法の設計から、素材収集や機器の準備、検証・実験・評価、そして編集部への報告までを一貫して担当しています。
年間で扱うテスト商品点数は約5,000点にのぼり、1日で100点を超える商品を検証することもあります。この膨大な数をラボだけで対応するのは困難なため、雑誌の締切に合わせてスケジュールを管理し、検証場所・スタッフ配置をマネジメント。商品と人員を適切に組み合わせ、継続的に検証作業を進めています。
私たちは「間違ったデータは出せない」という強い責任感のもと、正確な情報を世の中に届けるという使命を胸に、覚悟を持って日々の業務に取り組んでいます。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
商品の進化とともに検証も進化!ロボット掃除機から得た学び。 ロボット掃除機が登場した当初、生き物のような予測不能な動きにテストは困難を極めました。検証のトライ&エラーがもっとも多かった商品で、動きをチェックするために1週間ウィークリーマンションを借りたこともあります。
テスト基準が存在しない商品だったため、さまざまな専門家やメーカーから情報を集め、類似商品の評価も参考にしながら、少しずつテストのカタチを整えていきました。ロボット掃除機側も水拭き・自動ゴミ収集・障害物回避など新機能が増えていきましたが、ラボ側も試行を重ねる中でテストの要点が明確になり、効率的なテスト手法へと洗練化。このブラッシュアップの過程で改めて検証の面白さ・楽しさを実感しました。
検証のためのテストの構築プロセスという点において、ロボット掃除機はもっとも印象深く、興味深い経験です。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
内製化への熱意に共感し、ラボ立ち上げメンバーとして入社。 前職では民間の試験機関に勤務し、企業や大学からの依頼を受けて各種商品の検証を行っていました。今の業務とほぼ同様です。その取引先に晋遊舎があり、2~3年ほどほぼ毎月さまざまな商品テストを依頼され対応していました。
その関係で、晋遊舎が社内に独自のラボを立ち上げ、検証業務を内製化したい構想を持っていると伺いました。ありがたいことに、その立ち上げメンバーとして声をかけていただいたのです。ラボの設計から運営まで一任してもらえる環境、そして検証体制の構築に携われる点にも魅力を感じ、不安はありながらも、自分が実現したいことに挑戦できる場所だと確信し、入社を決意しました。
検証業務は多くの発見があり面白みを感じています。また自分が、モノづくりの技術革新や品質向上に貢献している実感も大きな励みとなっています。 |
|
これまでのキャリア |
LAB.360(ラボドットサンロクマル)/検証(現職・今年で7年目) |