株式会社橋本建設

古くより林業が盛んな熊本県小国町で建設業を営んできた私たちは、特に木造建築の技術を強みとしてきました。優秀な職人の技から生まれた建造物の一つが、杉角材5602本を使い、木造立体トラス構法によって施工した「小国ドーム（1988年オープン）／建築家の葉祥栄氏が設計」。この建造物は日本建築家協会が「25年以上の長きにわたり、建築の存在価値を発揮し、美しく維持され、地域社会に貢献してきた建築」を登録・顕彰する『JIA25年賞』を受賞しました。この他、同じく私たちが手がけた「坂本善三美術館」は、1995年に『くまもと景観賞』を受賞しました。木造建築の事例はHPにもたくさん載っていますのでぜひご参照ください。

橋本建設では業界未経験から建築施工管理のプロとして成長している先輩社員がたくさん在籍しています。将来の可能性を秘めた次世代人材の育成に積極的な当社では、「新人はベテラン社員の背中を見て覚えなさい」といった旧態依然の師弟関係はありません。新人が現場で困っている際には、まわりの先輩社員が自分の手を止めて面倒を見ています。入社後はまず、現場の補助作業で一つひとつ現場管理の業務内容を習得するところから。3年後には2級建築施工管理技士取得、10年後には1級建築士資格取得を目指して。資格取得の費用補助を含め会社の万全の成長体制のもと、建築現場の知識がゼロの新人も段階的にキャリアアップしています。

企業スローガンとして「自然と共に未来を創る」を掲げ、SDGs（持続可能な開発目標）の活動も積極的に行っている当社。熊本県産木材の利用促進や災害時の支援・清掃・ボランティアといった「地域貢献活動」に加え、社員がイキイキと将来設計ができるための「質の高い教育の提供」にも力を入れています。例えば外部講師による保険・年金の勉強会や、社員全員を対象としたSDGs勉強会、建設関連資格取得バックアップなども、そうした教育関連の取り組みの一つです。これからも地域に根ざす企業として、持続可能な未来につながることを一つひとつ確実に行いながら、日本が世界に誇る木造建築技術を未来につないでいきたいと考えています。