青木油脂工業は、非イオン界面活性剤を中心とした製品、エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド誘導体およびこれらを利用した機能商品をISO規格に適合した品質システムのもとに作っている会社です。これらの製品は、シャンプーやリンス等の、トイレタリー用品をはじめ、合成樹脂モノマー・電子材料・繊維用化学品等の幅広い用途に用いられています。
研究職は、界面活性剤やポリオールを中心とした研究・開発を担当します。当社は少量多品種の製品開発に強みを持つため、幅広い種類や特性を持つ界面活性剤を扱うことができます。素材分野の開発や化粧品分野のニーズも拡大中です。技術職は、生産管理部門を担います。品質保証のほか、各工場のキャパシティを考慮した生産計画の立案、効率向上に向けた提案などが主な業務です。営業職は当社の技術を生かせる分野や市場ニーズを分析。その上で既存顧客に提案を行います。顧客と社内の開発部門をつなぎ、新製品を生み出す架け橋的な存在となります。施設部門職は工場設備のメンテナンスや新規導入などを担当します。工場稼働に欠かせない存在です。
各職種とも、化学や薬学など、分野は問いませんが理系の知識が必要となります。その上で、研究や技術、営業、施設といったさまざまな部門間での連携が多い仕事なので、コミュニケーション力とチームワークが求められます。当社が求めるコミュニケーション力とは、業務に必要な情報を的確に相手に伝える力を意味しています。社交的であることは求めていませんが、円滑に業務を進める能力は必要です。また、営業担当者が顧客からの要望を研究チームに伝えながら新製品を生み出すなど、連携が必要となる場面も多々ありますので、協調性も重要なポイントです。
当社は、社員からの積極的な業務改善提案を歓迎しています。社歴に関わらず、良いアイデアはすぐに採用。提案から実行までスピーディーに実現しています。当社の企業理念は「誠意と信頼をモットーに、より良い商品をつくって、社会に貢献する」こと。この理念を実現するには、社員の柔軟な発想力が欠かせません。社員にとって働きやすい会社づくりのため、社長自らが工場に赴き、社員一人ひとりと面談を実施。そこで得た意見を基に、今後の経営や業務の進め方、設備の改善などに生かしています。当社で共に成長し、よりよい会社づくり、ものづくりに力を貸してくださる方をお待ちしています。
事業内容 | 界面活性剤、ポリオール、その他、機能化学品の製造・販売 |
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設立 | 昭和24年 |
資本金 | 8,064万円(投下資本90億円) |
従業員数 | 205人(2022年4月時点)
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売上高 | 85億9,000万円(令和3年7月期) |
代表者 | 代表取締役 青木 俊浩 |
事業所 | ■本社
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-14-22 リクルート新大阪ビル 8F TEL:06-4805-7008 ■東京支店 東京都千代田区岩本町3-9-9 第一瀬野ビル5F ■名古屋営業所 愛知県名古屋市中区錦1-13-19 名錦ビル2F ■大阪工場 大阪府大阪市西淀川区大和田1-3-51 ■滋賀工場 滋賀県蒲生郡日野町北脇日野第2工業団地4-1 ■鹿島工場 茨城県神栖市東深芝16-10 |
沿革 | 大正05年 大阪府大阪市西区道頓堀においてガス副製産物(主にベンゾール化合物)の卸売開始する。
大正12年 上記商品類の在庫と製品調整のため大阪市西淀川区に倉庫と工場を設置する。 昭和14年 大阪市立工業研究所の指導により、油脂加工製品の研究を始める。それに伴い新たに青木油脂化学研究所を設立する。 昭和15年 上記製品(切削油、洗浄油などの機械油剤)を市販する。 昭和21年 従来の設備を利用して繊維用油剤(硫酸化油)の製造を始める。 昭和24年 会社経営を株式組織に変更し、現社名になる。 昭和28年 非イオン界面活性剤の製造に着目し、研究して製造・販売を開始する。 昭和43年 原料の酸化エチレンの大型タンクおよびその付帯設備を設置し高圧ガス製造工場となる。 昭和50年 原料の酸化プロピレンの大型タンクおよびその付帯設備を設置し、その誘導体の製造販売を開始する。 昭和60年 酸化エチレン付加用の大型プラントを設置する。 昭和62年 酸化プロピレン付加用の大型プラントを設置する。 平成03年 滋賀県日野町に酸化エチレン、酸化プロピレン付加設備を有する新工場を設立する。 平成05年 滋賀工場 第1期増設完了。 平成08年 滋賀工場 フレーカー設置。 平成10年 滋賀工場 ISO 9002認証取得、第2期増設完了。 平成11年 滋賀工場 排水処理設備増設(濃縮設備)。 平成12年 本社、大阪工場および滋賀工場 ISO 9002拡大認証取得。(全社) 平成13年 ISO9001 拡大認証取得(研究開発部を追加) 平成15年 本社を西淀川から新大阪に移転 平成23年 茨城県神栖市に鹿島工場を竣工 平成25年 滋賀工場に研究設備(中間試験室)を増設 平成28年 名古屋営業所を開設 |
ホームページ | https://blaunon.co.jp/ |