これが私の仕事 |
コンピューターシミュレーションによる設計支援を行っています。 設計者などから依頼を受け、装置の事前検証やトラブル原因の追究などを行う仕事です。具体的には、装置内部の流体の流れや温度分布、どのような個所に応力が発生するのかなどを解析ソフトを使用してシミュレーションします。チームの実務者は5人で、1人で3~5件の案件を1週間~数ケ月のスパンで担当します。実際にモノをつくらなくても事前に性能が予測できますが、解析結果が設計品質を左右することも多く、とても責任のある仕事です。依頼者ときちんとコミュニケーションが取れないと、設計者の意図をくみ取ることができず、的外れな解析になってしまう恐れがあるため、報連相が大切です。また、指示待ちではなく、常に自分はどうしたいのかを考え、上司とのコミュニケーションを図りながら業務を進めています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
上司や先輩、現場の人たちと協力して解析結果を導き出せたこと。 入社3年目から、「磁場解析」の分野を担当するようになった時のこと。当初は専門知識もほとんどなく、手探り状態でした。解析はあくまでも予測なので、「実現象と一致する」定量的なデータを示さなければ解析結果は信憑性に欠けてしまいます。ところが、実測結果と解析結果が中々合わない。チーム長や先輩、現場の人たちにも協力してもらい、様々な検証をおこないました。そして、苦労の末にやっと実測結果と解析結果が一致したとき、とてもやりがいを感じました。様々な検証をし、それによって見えてきたことが自分自身の糧になったこともありますが、いろんな人たちに協力してもらい、みんなで出せた成果だったので、達成感もひとしおだったのだと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広いモノづくりに関われる点と、志望していた職種が当社で見つかった点。 就職活動の際に考えていたことは、「幅広いモノづくりに携われる会社で働きたい」ということ。「熱処理」は周りを見渡しても、数えきれない程たくさんのモノに使用されています。弊社は熱処理炉の総合メーカーであり、まさに様々なモノづくりの現場で使用されています。また、就職活動時に、インターネットで見つけた弊社の記事が決め手となりました。その記事の内容は、「3DCAD・CAEを導入・活用し、設計支援を行っている」という内容の記事でした。大学では「コンピューターによる化学反応シミュレーション」を専門としていたので、分野は違いますが、「目に見えないことを見えるようにする」ことに興味があり、この会社でコンピューターシミュレーションがしたい!と思いました。幸運にも希望通りの配属をして頂き、充実した日々を送っています。 |
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これまでのキャリア |
新入社員研修後、現場研修を経て、商品開発部 実験解析グループ |