業種 |
金属製品
非鉄金属
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本社 |
大阪
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エンジンやコンプレッサーに欠かせない部品であるコンロッドや、アルミ部品を製造するメーカーです。元々は米国のWICO式マグネットの輸入商社としてスタートしましたが、時代のニーズに合わせて製造業へと事業転換。さらに、ものづくりの質と量を高め、海外へも販路を拡大してきました。創業から100年近くを歩む中で培ってきたノウハウをベースに、今後も時代求められる製品や事業を展開していきます。
当社のコンロッドはあらゆるオーダーに対応できるよう、アルミ合金製の素材をメインに使用。そのアルミ合金の特性を活かすことで、小型化・軽量化・低振動・低騒音など多彩な項目で効果を発揮し、汎用・小型エンジン、船舶用エンジン、カート用エンジン、ラジコン用エンジン、空調冷凍用コンプレッサー、空圧コンプレッサー、プランジャーポンプ、ガスヒートポンプなど、様々な製品に採用されています。また、コンロッドはエンジンやコンプレッサーの心臓部品とも言われるほど重要なものなので、素材の品質にも妥協が許されません。当社では信頼のおける日本のメーカーから素材を調達することで、安心できる品質の製品製造を可能にしています。
設計・開発から、試作、量産までを一貫して対応し、設備構想においても自社で検討することで製品に合わせた製造環境を用意でき、最適な製品の提案に繋がっています。また、図面がなくてもサンプルから構造を分析し製品をつくるリバースエンジニアリングも行っており、お客様とともにより良い製品を生み出しています。さらに、コンロッドは強度を求められる部品なので、引張試験やX線検査など徹底した品質検査も実施しているなど、細やかな対応力で厚い信頼を得ています。高いクオリティを誇る製品の提供はもちろん、ほかにも、独自技術の考案、アルミ素材以外への対応、開発コストを抑える工夫など、多角的な視点でお客様の要望に応えています。
コンロッドの事業に特化することで生産設備を専用化でき、お客様のオーダーに柔軟に応えられる設備環境を整えている当社。お客様から当社への依頼が絶えないのは、技術力や対応力の信頼はもとより、加工ライン、加工設備、計測機器など20ライン・144台もの多種多様な設備が揃っていることも理由のひとつです。これらの充実した設備により、生産量は試作品1つ~数十万、種類は毎月250以上に対応。品質・量・種類・価格において圧倒的な支持を得ており、ニッチな分野であるアルミコンロッド市場を牽引しています。コンロッドに求められるものは年々変化。これからも技術とそれを支える設備で、世の中に必要とされる企業であり続けます。
事業内容 | ・汎用エンジン及びコンプレッサー向けコネクティングロッドの製造販売
・産業機器向けアルミ精密部品の製造販売 |
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創業・設立 | 創業:大正15(1926)年08月01日
設立:昭和03(1928)年02月01日 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 53名(2024年1月現在) |
売上高 | 10億2800万円(2023年11月期)
12億6600万円(2022年11月期) 10億9600万円(2021年11月期) |
代表者 | 代表取締役 木下浩伸 |
事業所 | 【大阪本社】
〒544-0002 大阪市生野区小路3丁目6番2号 【東播工場】 〒679-1211 兵庫県多可郡多可町加美区寺内54番地 |
子会社 | NIPPON WICO USA INC |
主要取引先 | ヤマハ発動機株式会社、株式会社クボタ、有光工業株式会社、トーハツ株式会社、
本田技研工業株式会社、ダイキン工業株式会社、カワサキモータース株式会社、三菱電機株式会社、 株式会社ヴァレオジャパン、長谷川鉄工株式会社、東芝キヤリア株式会社、株式会社日立産機システム、 株式会社前川製作所、アイシン精機株式会社、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社、 CARRIER CORP.、THE TRANE CO.,、BRIGGS & STRATTON CORPORATION、 Kawasaki Motors Manufacturing Corp.,U.S.A (順不同・敬称略) |
会社HP | 〈企業HP〉http://www.wico.jp/
〈採用HP〉http://www.connecting-wico.jp/ |