大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構コウエネルギーカソクキケンキュウキコウ
業種 団体・連合会
公社・官庁/教育関連
本社 茨城
インターンシップ&キャリアの評価(-件)
  • 総合評価
  • -
  • 評価が高い項目
  • -

先輩社員にインタビュー

素粒子原子核研究所
金山 高大(25歳)
【出身】日本大学  生産工学部・機械工学科・航空宇宙コース 卒
【年収】400万円位
これが私の仕事 宇宙の起源解明に貢献する仕事!
KEKでは、加速器や検出器の最先端技術を用いて、宇宙の起源解明、物質や生命現象を解き明かす研究が行われています。
KEKの技術職員はその中でも実験装置の設計開発、製作、運用やメンテナンス等を行う重要な役割を担っています。
私は現在、様々な実験装置の設計開発をサポートするグループに所属しています。そこで私が行っているのは、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)を観測するPOLARBEAR望遠鏡におけるR&Dです。冷凍機振動によるノイズを、開発した装置で抑制することで測定精度向上を目指しています。自分の設計開発した装置が、最先端の研究に貢献できるかもしれない楽しさや嬉しさのある、誇れる仕事です。
仕事をする中で、専門的な知識や技術が必要となる場面もありますが、勉強しながら進めていける良い環境です。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
自分の設計した装置で成果が得られた瞬間!
私がこの仕事で嬉しいと感じるのは、設計した装置で成果が得られた時です。
1年目の研修が終わる頃、冷凍機振動を打ち消す除振装置の設計開発を任されました。自分なりに設計要求から考えて、グループで議論を重ねた上で1つの実験装置を作り上げました。この装置が完成した時のわくわく感や、実験して成果が得られた瞬間の嬉しさは今でも覚えています。この経験は今の自分を支えており、現在引き続き行っている除振装置の応用では、科研費に採択されたので、新たな開発に繋げていく予定です。
このように、KEKは、自分のアイデアが採用される可能性や、それが成果に繋がることもある職場だと思います。他にも、世界有数の研究者やエンジニアと業務を通じてお話しする機会があるのもKEKならではの魅力だと思います。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き 素粒子実験に衝撃を受け方向転換!
私は学生時代、宇宙に関係する職を目指し、航空宇宙工学を学んでいました。
就職活動も大学1~2年から始めており、航空宇宙関係の職に就くつもりでした。
しかし、宇宙業界について学んでいるうちに、素粒子物理学に興味を持ちました。
調べるうちにKEKにたどり着き、インターンシップに応募してみました。
インターンシップでは、最先端の実験施設見学や、実際の業務体験などが行われ、活躍されている先輩方と話す中で、KEKの技術職員になりたいと思い始めました。
さらに、航空宇宙の分野では、宇宙環境を利用して私たちの生活に役立てる仕事が多いのに対して、素粒子物理学の分野では、実験を行うことで宇宙の起源解明をはじめとする研究に貢献できると考え、後者の方が目指していた仕事と合致したので、KEKを選びました。
 
これまでのキャリア 2021年4月採用
学生時代の研究内容「素粒子実験におけるニュートリノ反応解析技術を改善する実験装置の開発」

この仕事のポイント

職種系統 応用研究・技術開発
仕事の中身 地図や歴史に自分が関わったものを残せる仕事
仕事のスタイル ひとつのプロジェクトを長期間かけて進める仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
仕事で身につくもの 新しいモノを生み出す力が身につく仕事
特に向いている性格 自分の個性やセンスを活かしたい人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動は、たまに息抜きをすることが大切だと思います。
時間を見つけて趣味に没頭したり、普段は読まない本や行かないような場所への旅行など、新しいことに挑戦してみたりすると、改めて自分の価値観や状況を冷静に俯瞰できたり、新たな気付きがあると思います。
目標が定まったら、「自分はどのように生きたいのか?」を軸に考えて優先順位を付けて行動することで、後悔の少ない決断ができると思います。
今の自分に捉われず、やりたいことをやってみましょう。

大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構の先輩社員

素粒子原子核実験を支えるビームライン装置の設計

素粒子原子核研究所
F.M
名古屋大学 理学研究科・素粒子宇宙物理学専攻

加速器用超伝導高周波加速空洞の冷却

加速器研究施設 加速器第3研究系 冷凍機グループ
結束 汐織
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科

世界最先端の実験に貢献できるソフトウェアの開発

物質構造科学研究所 放射光実験施設
C.N
東北大学大学院 理学研究科 化学専攻

化学の側面から機構を支える技術職員

共通基盤研究施設 放射線科学センター 兼 環境安全管理室
石田 正紀
茨城大学大学院 理工学研究科(理学専攻 化学系)

ミュオンビームを実験エリアに導く仕事

物質構造科学研究所ミュオン科学研究系
湯浅 貴裕
佐賀大学 大学院 工学系研究科 物理科学専攻

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