これが私の仕事 |
生活相談員としてご入居者が入居されてからお亡くなりになるまでのサポート 京都〈ゆうゆうの里〉では470名以上のご入居者が生活されています。私は直接介護ではなく、相談員としてご入居者の生活のサポートをしています。その方の人生に寄り添った、長いお付き合いになります。関わりはこちらの施設に興味を持ち、入居を検討された際の介護サービス説明会からスタートです。ご縁があり入居された後は、こちらの生活に馴染めているか、困っていることは無いか定期的に様子伺いを行います。そして生活が軌道に乗り、日々生活されていく中で困りごとや相談があれば、お話を伺います。そしていずれ訪れる最期の日の為に、終活について考えておられる事を伺い、ご意志に添ってサポートが出来るよう必要に応じて外部の専門職と連携していきます。長い人では30年以上、共に人生を生きているような喜びを感じることが出来ます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
人生最期のプレゼントを喜んでもらうことが出来た 以前、直接介護の部署にいた際、受け持ちのご入居者が終末期に入られました。何か思い出に残ることは出来ないかと考え、今までの施設での生活風景を収めた写真を使って、アルバムを作成しました。別のご入居者は、念願かなって行くことのできた野球観戦時の写真を使いました。デザインは得意な職員にお願いし、メッセージもなじみの深い職員にお願いして書いてもらいました。勝手にこんなことをやってしまってよいのか、という心配もありましたが、それぞれご入居者やご家族にも喜んでいただき、皆で協力してお二人の人生の最期に笑顔を一つ増やすことが出来ました。その方の人生に思いを馳せ、何か最期に出来ることはないかを私なりに考えました。自己満足かも知れませんが、その時に得た感動と達成感は何年たっても私の中に残っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分のやりたい理想の仕事ができると思ったから まず高齢者に関わる仕事に就きたい、という土台がありました。そこから運営母体が大きく、地元に勤務地があり、待遇面でも魅力のあったこの施設が気になりました。
就職説明会では「株式会社は株主の為になる仕事をする。この仕事は、自分の目の前にいる相手の為になる仕事ができる」という話をされました。
その時、自分が高齢者に関わる仕事に就きたいと思ったのは、子どものころに見学に行った老人ホームで、入居者と職員が笑顔で過ごしておられる様子をみたことだったということを思い出しました。
自分の理想としている仕事が、ここでなら出来るのではないか?と感じたのが、この施設を希望した理由です。 |
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これまでのキャリア |
生活サービス課(直接介護)8年間→生活サービス課(生活相談員)1年間→ケアサービス課(生活相談員・現職)3年目 |