■当社、椿き家は、豆腐、おから、豆乳の製造販売を行っています。
当社における豆腐作りの基本は、きわめてシンプル。
「安全で、安心できる、おいしい豆腐」
シンプルだからこそ、原料には国産大豆(北海道十勝産、山形産など)を使用しています。
これらは全て非遺伝子組換え大豆です。
また、天然にがり以外の添加物は一切使いません。
大豆は低カロリー・ノンコレステロール、機能性に優れた食べ物で、100%に近い消化率を備えた理想的な食品です。それを完全に近い形で利用した豆腐は、日本人にとって主食に次ぐ加工品です。その豆腐を、当社では国産有機栽培丸大豆と海水由来のにがりのみを原料に生産しています。品質改良剤、pH調整剤、消泡剤等を一切使用しない豆腐造りは、とても難しいこと。しかし「本物の食べ物づくり」に妥協はできませんし、その理念を貫くことに私たちの存在意義があると考えています。 安全・安心なとうふ造り日本一になるのが私たちの夢。食品の安全が叫ばれる昨今、同じ思いを持つ方、賛同してくださる方も着実に増えています。
豆腐づくりの際に一般的に使われる主な添加物として、豆の煮沸時に出る泡を抑える「消泡剤」が挙げられます。添加物を使用しない豆腐づくりを至上の命題とする椿き家では、消泡剤を一切使用しない製法を開発。また「充填式パック」を採用し水にさらさず、栄養分を逃がさない製品づくりをしています。そのために必要な設備もすべて自社で開発し、工場内でも各所に独自の機械・装置を見ることができます。安全で安心できる、昔ながらのおいしい豆腐づくりに、当社では様々なノウハウを築いてきたのです。こうした取り組みを通して、椿き家は農林水産省が取り組む有機食品の需要喚起プラットフォーム「国産有機サポーターズ」にも参加しています。
おいしい豆腐づくりに水は欠かせませんが、工場からはどうしても排水が出てしまいます。当社では早くからそこに問題意識を持っており、いち早く排水処理施設を整備。この施設では有用微生物群による発酵の力で水を浄化しており、沈殿槽処理水の透明度は大きく向上し、排水路の沈殿物も無くなりました。当社から水が流れる川ではホタルが出るようになり、三原の海でのタコの漁獲高向上にも一役買っていると自負しています。この取り組みは「世界水フォーラム」でも各方面より評価していただけました。健康的な暮らしや働きやすい職場の実現に加え、環境保全や地域貢献への取り組みを通して、椿き家のSDGsへの挑戦は確実に成果を挙げています。
事業内容 | ■豆腐、おから、豆乳の製造販売
原料は国産大豆と天然にがりだけ。 また、水にさらさないため、栄養分を逃がさず雑菌も発生しにくい 「充填パック」を採用し、必要な設備は自社で開発しています。 おから、豆乳のほか、アレルゲン低減化豆腐も販売。 椿き家における豆腐づくり基本は、きわめてシンプル。 「安全で、安心できる、おいしい豆腐」 シンプルだからこそ、原料には国産と有機栽培大豆だけを使います。 もちろん非遺伝子組み換え大豆を使用し、 生産者の栽培管理する身元の確かな大豆を100%使用しています。 また、にがり以外の添加物は一切使いません。 栄養分を逃がさないよう水にさらさない充填パックを採用し、 必要な設備は自社で開発しています。 それらは全て「理想の豆腐」づくりのためです。 99年からは、おからの製造も始めました。 上記の豆腐づくりの過程でできるおからをさらに一工夫。 豆乳を加えたり、大豆の種皮・芽を取ったりと手間をかけ、 栄養豊富なおいしいおからを造っています。 |
---|---|
設立 | 昭和61年7月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 50名 |
売上高 | 10,3億円(2022年3月期) |
代表者 | 代表取締役 折笠 廣司 |
事業所 | 本社造処/広島県三原市南方3丁目12番1号 |
関連会社 | 株式会社まざーずはーと
■関連会社である(株)まざーずはーとでは、アレルゲンの低減化・除去食品、ノンアレルゲン食品・抗アレルギー食品・低タンパク食品の研究開発を行い、さらにアレルギー物質対策食品のオンラインショップ「子育て応援商品館」にて販売を行っています。 近年では、お医者様と提携し、ドクターによる「処方食」のプロデュースにも着手。院内レストランの開業など、具体的な形になってきつつあります。 |
主要取引先 | 生協中四国連合各社、生協九州連合各社、コープ四国、パルシステム、グリーンコープ、福屋、広島そごう ほか全国の百貨店 |
沿革 | ■1986年7月18日 (株)明星食物 設立
にがり以外の添加物を使用しない、安全・安心のお豆腐造りのはじまり ■1994年 ライン増設、生産量2倍となる ■1995年7月18日 (株)椿き家 に社名変更 ■1999年 ライン増設 おから生産開始。しっとりなめらかなおからの生産のはじまり ■2001年 豆乳生産開始 低温度殺菌の豆乳の生産のはじまり ■2002年 (株)まざーずはーと 設立 アレルギーの人へ低減化食品の供給 ■2004年7月 新工場建設、稼動開始 ■2004年8月 第二工場(旧工場)稼動開始 もめん・きぬの生産のはじまり ■2009年8月 有機JAS認定の取得(本社工場) 国産有機豆腐の生産のはじまり ■2010年3月 ISO9001(2008年版)認証の取得 ■2021年8月 椿き家SDGs宣言を発表 ■2021年10月 農林水産省「国産有機サポーターズ」に参加 |
地域活動 | ■日本を美しくする会、三原・西条掃除に学ぶ会
「日本を美しくする会」が発足したのは1993年11月。(株)イエローハットの創業者鍵山秀三郎さんの掃除に学ぼうという有志の集まりとして結成され、同会の推進する「掃除に学ぶ会」が岐阜県恵那郡明智町の日本大正村で開催されたのが始まりです。その時の参加者はわずか35名でした。以来「掃除に学ぶ会」の運動は各地に広がり、現在では全国47都道府県で開催されるまでになりました。外国ではブラジル、北京、台湾、ニューヨーク にもそれぞれ設立され定期的に開催されています。 「三原掃除に学ぶ会」は2004年1月に発足し、第1回が2月に三原市立小坂小学校で開催され、活動を続けています。2008年3月、広島大学を中心に東広島市西条町で会が発足したのを機に、「三原・西条掃除に学ぶ会」に改名しました。毎月1回、学校や地域のトイレ掃除活動をしております。 ■おやじ日本、おやじ日本広島 「おやじ日本」は、2009年2月、「特定非営利活動法人(NPO法人)おやじ日本」として再スタートを切りました。「おやじ日本」は2004年の発足して以来、各地のおやじの会を支援し、子どもに関する情報提供や様々な活動を通して、子どもたちの健やかな成長に貢献することを目指しています。「おやじ日本広島」は 2010年7月に発足し、設立大会が尾道市で開かれました。 全県組織としては、山形に次ぐ2番目です。 ■100年後の広島を創ろう委員会かがり火プロジェクト 100年後の日本をよい国にするという志をもった「志民」が集う志民会議広島。活動提言として、国、県、市町村での取り組みをはじめ、志をもった「志民」の育成、拡大を最大の目的として掲げています。世界の「グラウンド・ゼロ」である、広島、長崎。その広島に国連を、という取り組みをはじめ、地域循環型社会のモデルを広島・中国地方から発信しています。 |
椿き家のお客様へのお約束 | より安全を求めるお客様へのお約束
~製造生産・添加物・生産管理等において、より安全を目指します。 より正確に情報を開示するお約束 ~商品情報を明確にし、適正な表示を行います。 より安全・安心を求めるお客様へ選択できるお約束 ~商品の質を高め、適正価格でご提供し、 お客様に心から満足いただけるように努力いたします。 意見が反映されるお約束 ~お客様からのご意見を真摯に受け止め、商品開発や業務改善をいたします。 |
社長からのメッセージ | 【椿き家の原点と、譲れない想い】
■北海道の農家で育った私は青年期まで病気に苦しみました。 原因は当時当たり前に使われていた農薬です。 この体験が「安全で安心できる食品づくり」の原点でした。 ■椿き家の豆腐の原料は国産丸大豆・国産無農薬栽培丸大豆と 海水由来のにがりのみ。それ以外の添加物等は一切用いません。 こうした豆腐づくりは難しいのですが、本物の食べ物づくりに妥協はできません。 ■今後は宅配・外食まで一貫したサービスづくりが目標。 事業展開のため別法人「まざーずはーと」も立ち上げ 病院が運営する健康志向レストランも、賛同してくださるドクターのもと実現。 食育教室の展開も進んでおり、私の夢はまだまだ広がりそうです。 【いま岐路に立つ、皆さんへ】 ■おへその中に住む菌を調べると、 一人ひとり、菌の分布が指紋のように全て違うそうです。 同じように見えても、人をひとくくりにしてはいけない。 僕らはひとりづつ全部違う。だから個々の尊厳があるんです。 そう思えば、堂々と生きられるのではないでしょうか。 ■また「雑草」は実は、真っ直ぐ生えるものはありません。 人間も、遠回りした方が強いんです。遠回りしなきゃあいけないんです。 人生、思うようにいかない。挫折の連続が当たり前。 それが分かるようになると、人生も面白くなってきます。 若い頃の私の経験もまた、今に繋がっているんです。 ■椿き家は「想い」によって成長してきた会社です。 今後も一人ひとり違う皆さんと、時には遠回りしつつ、 一緒にこれからの道を歩んでいきたいと考えています。 代表取締役 折笠廣司より |