これが私の仕事 |
ものづくりの現場に直接関わり、製造における様々な課題を解決しています。 品質保証と言われ皆さんは何を想像するでしょうか?デスクワークを想像する方が多いかもしれませんが、製造所の品質保証部(QA)はデスクワークだけでは務まりません。例えば、製造現場に実際に入り改善点の抽出、時には自ら現場に入り製造環境データを取得することもQAならではの業務です。また、ペーパーレス化のためのコンピューターシステムの構築などもQAの業務です。このように、QAは医薬品の製造現場で抱える様々な課題に向き合い、また、各国の規制に準拠して医薬品が製造されるようコントロールする仕事をしています。QAは製造所において、最も全体を見渡せる業務であるといえます。それが故に人と上手く関わり、多くの人を巻き込んで課題を解決できる力が必要ですがチーム一丸となり、課題を解決できた時の喜びは格別です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
製品の試験費用300万円を削減し、業務改善提案で賞金を取ったこと。 医薬品は有効性や安全性を確認するため、多くの製品を試験用検体として使わなければなりません。会社としては試験検体数を極力減らしたいのが正直なところです。但し、必要な試験は実施しなければなりません。どのようにして製品試験の削減ができたのでしょうか。この医薬品は委託先で製剤化され、当社で包装を行う製品でした。この場合、委託先から受け入れた製品の品質を確認する「受入試験」と当社での包装後に品質を確認する「製品試験」が必要です。私は当社の包装工程で影響を受けない製品試験項目は受入試験の結果を流用できると考えました。しかし、この省略の考え方は一般的ではなく、社内での承認や規制当局への説明に苦労しました。こうした中、上司の助言を受けて、結果として検体を大幅に削減し、300万円以上の試験費用を削減できました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
患者さんのQOLを高め、主体的に活躍できる環境が魅力的だった。 私が中学生の時に、近い親戚が乳がんを患いました。早期発見と治療のおかげ現在は回復していますが乳房は失ってしまいました。その時から私は人々の健康に携わっていきたいと漠然と思い、大学院では創薬研究にモチベーション高く取り組みました。就活においても、私は将来のビジョンとして情熱と使命感を持って人々の健康に貢献したいと考え、患者さんのQOL向上に貢献する医薬品や医療機器を数多く製造し、『糖質科学』という今も未解明なことが多い分野に強みを持つ生化学工業に興味を持ちました。さらに、大企業とは異なり少人数だからこそ主力で会社に貢献できると考え入社を決めました。入社3年目になるまでに、製造所のQAという患者さんに近い立場で新薬の製造管理体制の構築や製造に関わる業務の効率化にも主体的に携わることができました。 |
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これまでのキャリア |
製造所の品質保証業務(QA)(現職・今年で4年目) |