これが私の仕事 |
化合物の探索研究からプロセス構築の研究まで幅広く携わっています。 在籍している合成研究室では、研究テーマに応じた医薬品及び医療機器の探索研究により化合物を生み出し、薬理研究室や安全性代謝研究室などと連携しながら、非臨床段階に上げるまでの研究に携わっています。また、効果に結びついた化合物をより大きなスケールで作れるようにコスト面も踏まえながら、プロセス構築の研究を行います。ここでは、各プロセスを厳しく見ながら、生じる問題に対して、一つひとつ確実に解決に向け取り組むことが最も重要な仕事となります。仕事そのものは大変なことが多いですが、「何が起き、どうやって解決していくか」を客観的に見ることで、解決に結びつけることができた時は大きなやりがいと達成感を味わえますね。こうした研究サイクルを楽しめるタイプの人には非常に手応えのある仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
チームでの一体感が導いた目標実現。 課題に直面した際に、どのような解決策を講じていくか。これが一番面白い点だと思います。今年の初旬、探索段階から長く携わってきたテーマにおいて、スケールを上げて大量の候補物質をつくる業務を4名の研究員で行いました。非常に逼迫したスケジュールの中、目的の候補物質を大量調製しなくてはならないという困難な課題に直面しましたが、4名の密な連携・協働により乗り越えることができました。組織として大きな課題や目標に挑戦する場合は、チームで連携をとり、相互理解のもとエンカレッジし合うことが非常に重要であることを感じました。各個人の能力以上のものが発揮された結果が課題解決に直結したのだと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学院での研究内容と、ものづくりに向けた研究・開発費の高さが決め手。 大学・大学院で糖鎖の合成研究を行っていました。何かを生み出したいという「モノづくり」への思いと自身の研究が活かせる企業に就職したいという思いを持っていました。会社説明会で生化学工業は医薬品・医療機器のメーカーであり、他社と比較して研究開発費率が高いことを知りました。研究開発型の企業であることは「モノづくり」をしたい自分にとっては非常に魅力的でした。また、グループ面接時の質疑応答において、担当面接官が自身の研究に興味を持ち傾聴してくれたことを今でも覚えています。この会社であれば「自分のスキルを活かせる」、「モノづくりを実現できる」と思ったことが入社への決め手の一つとなりました。 |
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これまでのキャリア |
2007年4月新卒入社 → 中央研究所 分析研究室(2年6ヶ月) → 中央研究所 合成研究室(現職) |