これが私の仕事 |
臨床試験実施のプロセス全体をサポートしています。 医薬品を医療現場で使用するためには、臨床試験で安全性と有効性を確認する必要があります。臨床試験がGCPのような法規制や予め定めた治験計画などを遵守し実施されているかを確認しながら、医療施設から安全性や有効性といった臨床試験データを収集することが現在の私の主な仕事です。臨床開発全体の流れは、まずは臨床試験の実施施設を選定します。その後、選定した施設でキーとなるドクターへ臨床試験を依頼し、承諾を得て実施します。試験開始後は、カルテを見たり医師と面会したりし、臨床試験データを収集します。収集したデータは、会社の品質管理部門やデータマネジメント部門により内容が確認され、統計解析部門により解析されます。こうして得られた結果を申請資料としてまとめ、厚生労働省に承認申請をします。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
被験者の方やドクターなど多方面から評価された時は嬉しいですね。 入社2年目の出来事です。配属された臨床試験で主担当として施設を任せてもらえました。しかし入社後1年間は臨床現場の経験がなかったため、最初のうちは治験事務局の方に説明したいことをうまく伝えられない、質問に対しても十分な回答ができないといった状況で順調に進めることができませんでした。その後工夫や努力を重ね、一生懸命対応した結果、半年後には自分のイメージした通りに進めることができるようになりました。今では、臨床試験期間が終了した患者さんの「症状が良くなった」や「参加して良かった」といった喜びの声を伝え聞いた時、そしてドクターから「早く医薬品として使用したい」というお言葉をいただいた時が非常に嬉しく、やりがいを感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
様々な臨床開発経験と部門を超えた仕事にも従事できる点が魅力でした。 大学院で薬学を専攻していたことから、当初から医薬品の研究職・開発職を志望していました。その中でも、臨床現場に近いところに携われること、ドクターと直接話ができることから得るものが多いと思い、開発職に目を向けました。当社のことはリクナビで知り、会社説明会で大手製薬会社から転職をしてきた社員と話す機会がありました。その社員から「大手製薬会社では1つの分野の業務しか携われなかったが、今は多種の業務に従事できている」という話を聞きました。将来的には、臨床試験全体を考えながら世の中に新たな薬を出したいと考えていた私にとって、早いうちから臨床開発の様々な業務に携われること、また国外で臨床試験を行い、かつ販売もしていることが入社の決め手となりました。 |
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これまでのキャリア |
2010年4月新卒入社 → 研究開発本部 臨床開発部(現職) |