ヤマハサウンドシステム株式会社

私たちは、「公共空間の音づくりで社会に貢献する」ことを使命とし、「いい音、いいサービス、いい人材をつくるNo.1サウンドカンパニーになる」ことを目指す企業像とし、70余年に渡り先進的な音響システムを提供する音響エンジニアリング会社として、理想的な音空間の実現に力を注いでまいりました。ホール・劇場等の舞台音響システムのプランニング・施工・調整・保守や業務用音響機器の開発・製造など、さまざまな角度から良い音の追求を重ね、精魂込めて作り上げた舞台音響システムから生まれた音は、舞台芸術を通じて、数多の人々に感動を提供し続けています。

舞台上の台詞、風の音や落雷の効果音、ピアノソロからオーケストラまたはロックバンドの演奏まで、劇場やホールなどの空間において、漂い、響き合う音は千差万別です。このような場面で、音楽家が演奏に込めた想い、音響家が音に託した意味を客席の隅々までしっかりと届けられる音響システムをつくっていくため、私たちはその全プロセスを手がけています。音響施設の新設・改修のための調査・提案、設計・システムの構築、施工、音響測定・調整、そして保守・修理まで、一貫したサービスを高品質で提供できることが当社の強みであり、電気音響設備のリーディングカンパニーとしての誇りです。

劇場、ホール、スタジアム等、空間・環境に合わせた音響システムをつくっていくためには様々な役割が必要です。使用目的・運用方法や利便性までに配慮したシステムの「設計」、設計内容・品質を確保しながらスケジュールに合わせて工事を采配する「施工管理」、施工が終わった音響設備に対して測定を行い、機器の能力を最大限に発揮する状態に仕上げる「検査・調整」、そして定期的にトータルチェックを実施し日常の運営がスムーズに稼働する状態を保つとともに、緊急時には迅速に対応する「保守・修理」。それぞれの業務を担う専門スタッフがその技術力を発揮しながら常に連携し思いを一つにすることで人々を感動させる「音」が生まれるのです。