大和化学工業株式会社ダイワカガクコウギョウ

大和化学工業株式会社

化学メーカー/薬剤/ファインケミカル/界面化学・高分子化学
業種 化学
化粧品/医薬品/繊維/その他製造
本社 大阪

先輩社員にインタビュー

研究開発部門 東京研究開発部
A.M
【出身】化学科 卒
【年収】非公開
これが私の仕事 時間や行程を意識しながら、試験を進めています。
私が研究開発部門の中で担当しているのは、抗ウイルス製品の性能を確認する「評価」と呼ばれる業務です。具体的には、ウイルスの数を減少させる加工がされた製品に対して、きちんとウイルス数が減少するかどうかの確認などを行っています。

営業経由でお客様からの依頼内容を確認し、試験を行い、その結果を報告書にまとめるというのが大まかな流れです。試験方法は基本的に決まっていて、各工程での放置時間や必要な設備の使用時間など時間の制約も多く工程管理が重要になるため、時間を意識しながら作業を行っています。また、菌やウイルスといった生きている細胞を扱うため、その取扱いも注意をしています。

自分が携わった製品以外にも、当社の製品が使用された商品を店頭で目にする機会は多く、見つけた時には嬉しくなります。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
既存の方法に捉われないことの大切さを感じました。
2020年、コロナ禍によって抗ウイルス製品のニーズが一気に高まり、評価の依頼数が3~4倍近くに跳ね上がりました。依頼数が増えても、試験方法は決まっているため、自分が対応できる量にも限りがあります。そのため半年先のスケジュールまで埋まり、やってもやっても終わりが見えないような状態で、気持ちを維持するのが大変でした。

忙しさにも慣れ、少し余裕ができたところで、試験の工程の中で時間を短縮できるところはないかと考え、上司や先輩にも相談しながら試験方法の見直しを行いました。結果として効率化ができ、対応できる量が増え、私自身の評価にもつながりました。
既存の方法に捉われず、改善点を見つけて試してみることの大切さを感じることができました。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き モノづくりに携わる仕事を志望していました。
大学院での研究が楽しく、就職活動はモノづくりをしている会社、中でも化学系のメーカーを中心に行っていました。総合職での採用が多い中で研究開発職で採用を行っていた点と、生活の中にある商品に関わる製品を作っているという点が、当社に興味を持ち入社を決めたポイントです。
細かい作業を行う開発業務ではなく、スピード感が求められる評価業務の配属となりましたが、細胞や生物化学など学生時代の学びを活かせる部分もあると感じています。

また、業務以外では会社の雰囲気も気に入っています。人間関係で悩んだことはなく、のんびりとしていて居心地のいい社風だと思います。
 
これまでのキャリア 2018年 新卒入社 研究開発部門配属

この仕事のポイント

職種系統 応用研究・技術開発
仕事の中身 日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
仕事のスタイル 目標をきちんと予定通り進めることが必要な仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
仕事で身につくもの 客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
特に向いている性格 段取り上手な人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

最初からこの業界、この業種と絞りすぎず、いろいろな企業を見ることをお勧めします。ぜひ企業ホームページだけでも幅広く見てみてください。そうしていろいろと見ていく中で、自分のやりたいことが見つかることもあるので、たくさん見ながら見極めていくのがいいと思います。

大和化学工業株式会社の先輩社員

試行錯誤しながら、製品としてカタチにしてきます。

研究開発部門 東京研究開発部
M.O
バイオサイエンス学科

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