大和化学工業株式会社ダイワカガクコウギョウ

大和化学工業株式会社

化学メーカー/薬剤/ファインケミカル/界面化学・高分子化学
業種 化学
化粧品/医薬品/繊維/その他製造
本社 大阪

先輩社員にインタビュー

研究開発部門 東京研究開発部
M.O
【出身】バイオサイエンス学科 卒
【年収】非公開
これが私の仕事 試行錯誤しながら、製品としてカタチにしてきます。
研究開発部門は「紙」「繊維」「抗菌」「防炎」といったチームに分かれており、私は紙部門の担当として薬剤などの研究開発を行っています。

例えば「紙が油を弾くようにするための薬剤の開発」というテーマに対して、効果が見込める原料を購入し、どのくらい弾くかという原料の評価、原料を混ぜ合わせて使いやすくした試作品の評価などを行い、製品としてカタチにしていきます。
組み合わせの悪い原料もあれば、そこにもう一つの原料を足すとうまくいくことなどもあり、原料の組み合わせ方やそのバランスが重要です。そうした中で紙とは全く別の領域の情報が参考になることもあり、食品業界など様々な領域へアンテナを張っています。
そうして試行錯誤して少しずつ理想とする製品を作り上げていくのが、この仕事の面白い部分です。
 
だからこの仕事が好き!
一番うれしかったことにまつわるエピソード
メーカーの方にも助けられ、無事に課題をクリアすることができました。
入社2~3年目の頃、「紙を透明にする」という案件に携わったことがありました。
透明にした上で袋型にして使用するということで、透明加工と形状加工を両立させなければならず、最初は正直「できるんだろうか…」と思いました。

はじめに思い付いた方法ではうまくいかず、様々な原料を試すことになりました。一つの樹脂でもメーカーによって様々なラインナップがあるため、何を使用するのが良いのかメーカーの方とも相談をしながら進めました。最終的に3~40種類を試し、約1年をかけて完成させることができました。

この経験を通して感じたのは、メーカーの方と直接話すことの大切さです。社内コミュニケーションももちろん大切ですが、専門領域から外れることもあるので、その分野に特化したメーカーの方の意見はとても参考になると感じました。
 
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由  ここが好き 実用化を行う開発分野に携われる環境に惹かれました。
大学院では0から1を生み出す基礎研究を行っていましたが、就職するにあたってはその先の実用化を行う開発分野に興味を持っていました。
その中で当社に興味を持ったのは、学生時代の専攻の身近な領域だった微生物に関わる「抗菌剤」を扱っていた点です。
開発期間という点では学生時代と比べてとてもスピード感があり、最初は戸惑う部分もありましたが、その分多くの経験を積むことができています。

また、職場環境の面では、繁華街から離れた場所に会社があり、落ち着いた雰囲気で働ける点も気に入っています。
 
これまでのキャリア 2020年 新卒入社 研究開発部門配属

この仕事のポイント

職種系統 応用研究・技術開発
仕事の中身 日常生活や身の回りで欠かせないモノやサービスを扱う仕事
仕事のスタイル ひとつのプロジェクトを長期間かけて進める仕事
仕事でかかわる人 その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
仕事で身につくもの 客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
特に向いている性格 何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動というのは、様々な業界業種をフラットに見られる良い機会だったと、働き始めてから感じるようになりました。社会人になると就活時のような丁寧な説明を受けられる機会や、幅広く見聞きできる機会はなかなかありません。少しでも気になるところがあれば説明会参加だけでもしてみるなど、ぜひこの貴重な機会を大切にしてください。

大和化学工業株式会社の先輩社員

時間や行程を意識しながら、試験を進めています。

研究開発部門 東京研究開発部
A.M
化学科

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